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囚われのイラク 混迷の「戦後復興」
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 大学図書 |
発売年月日 | 2004/05/01 |
JAN | 9784877982126 |
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囚われのイラク 混迷の「戦後復興」
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【230冊目】2004年にイラクで武装勢力の人質になった安田純平氏の手による、人質事件及びそれに至る現地での取材の体験記。いわゆる「現地で武装勢力に拘束された」という報道だが、一口にそう表現される物事の実際がどうなのかを知りたくて購入した。 目隠しされて身柄を転々とさせられたり、そもそも拘束主体が誰なのか明らかではなかったり、拘束された側からすると分からないことだらけなんだということが分かった。 あとはイラク戦争前後の現地の様子も、安田氏の目を通して少し分かった。サダム政権の監視体制下で権力者の目を気にすることが習い性となってしまったイラク国民には、戦争直後に米軍による占領に対する考え方を尋ねても正直な反応が得られるわけではないという記述が印象に残った。そして、そうしたことを考慮せずに、国民の声を占領の正当化根拠にすることは出来ないという安田氏の意見も。 それと、非人道的武器とされている「クラスター爆弾」の被害を受けた人のレントゲン写真も印象に残った。あんなに小さな破片があんたにたくさん人体の中にとどまり続けるというのはひどいなぁ、と素直に思った。
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