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夏草のフーガ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2011/07/08 |
JAN | 9784344020139 |
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夏草のフーガ
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商品レビュー
3.9
20件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ほしおさなえさんの3冊目 冒頭、メダイが出てきたので、興味をもって読んだ。 メダイというのは、マリア様の御像が彫られた 小さなペンダントのようなもの、 カトリックのお守りのようなもの。 日本では一般には知られていないのではないかな? そして、この本は、信仰の話だった。 ん~、違うな、 信仰をきっかけにした、生き方の話だ。 「神は存在するか」という問いに真正面から向き合う 夕子ちゃんと友仁さん。 答えが出ないままに、ぼんやりとした問の中で 現実に即して生きていくとき、 これが私の生き方なのか?という思いがつきまとう。 そして、肯定できないままに、遠くを見る目で生きて 目の前にいる人をしっかり見ることができない。 そんな目につきあう家族は、自分の存在が不確かになる 愛されていないのではないか? 自分はいなくてもいいのではないか? ただ、最後は、私にはよくわからない結末だった。 ちょっと無理にハッピーエンドにしたみたいな・・ ほしおさんのこだわりだったのかな・・ 悩みの中で終わらせてもよかったようにも思う。 苦しいけれど、そんなもんでしょ、現実って。
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不思議な設定なのに、 なぜだか先が気になって、 ぐいぐい読んだ。 日本という国で、 キリスト教と向き合うのは 本当に難しいのだなあ。
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凪のようなさざなみのような、静かだけどなにか打たれる物語。 「活版印刷三日月堂」シリーズで気になっていた作家さんの、そのシリーズ以外の初読みでしたが、それと同様に細やかで丁寧に綴られた文の心地良さを感じました。 他作品も読んでみようと思います。
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