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恥じらう肌(1) 芳文社C
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恥じらう肌(1) 芳文社C

優斗(著者), 村生ミオ(著者)

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恥じらう肌(1) 芳文社C

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 芳文社
発売年月日 2011/07/16
JAN 9784832232594

恥じらう肌(1)

¥495

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2013/06/23

昼ドラマ的略奪愛憎官能物語

漫画家が自ら筆を取らずに原作を手掛けるのは珍しいのではなかろうか。おそらく原作者が思い描くドロドロな昼ドラマのごとき略奪の愛憎劇に相応しい劇画を基調とした絵師の魅惑的な女体描写をコラボレーションする形で新たな官能寝取られ物語を構築する狙いがあったものと勝手ながら推測する。そして、...

漫画家が自ら筆を取らずに原作を手掛けるのは珍しいのではなかろうか。おそらく原作者が思い描くドロドロな昼ドラマのごとき略奪の愛憎劇に相応しい劇画を基調とした絵師の魅惑的な女体描写をコラボレーションする形で新たな官能寝取られ物語を構築する狙いがあったものと勝手ながら推測する。そして、それは上手くハマったようである。悩ましさと艶かしさの中で肉欲の愉悦に抗い、葛藤しながらも最後の心の一線だけはと抵抗を続ける若妻の振る舞いが気丈であればあるほどタイトル『恥じらう肌』の意味が深長に思えてくる作品である。 話のきっかけは少々安易というか、しっかりしている若妻にしては軽率に過ぎる気がした。しかし、ここで若妻がほぼ唯一となる足を踏み外したことにより現れる男との出会いが全てを塗り替えていく。その展開が王道故に圧倒的な迫力となっている。格好の獲物を見つけた男の狂喜と狩人のごとき狡猾さが正面と搦め手の両方から若妻に襲い掛かっており、抗うに抗えない、引くに引けない若妻の懊悩とのコントラストが実に淫靡な世界を生み出している。若妻の魅力を存分に引き出す絵師の悩殺的な作画がこれを後押ししているのは言うまでもない。 官能面においてもバラエティに富むシチュエーションとバリエーションに富む凌辱描写によって若妻のココロの抵抗とカラダの愉悦が交錯し、せめぎ合う悩ましさを魅惑的かつ蠢惑的に次々と描き出しているが、惜しむらくは元より女性の表情の描写が少々画一的で、髪型や眼鏡といったパーツでしか違いを出せていない点が実に勿体ないところか。凌辱場面においても体位の描写こそ秀逸なれども動きが少し足りないため、漫画という活劇よりもイラストといった静止画を得意とする絵師なのかな~?などと思ってしまった。

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