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シモネッタのドラゴン姥桜 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2011/07/08 |
JAN | 9784167801434 |
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シモネッタのドラゴン姥桜
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商品レビュー
4.3
9件のお客様レビュー
読了。海外旅行に行くついでに持って行って大成功。すーっと読める本がこんなに頭の切り替えになるっていうのは発見だった
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この著者の本は初めて読んだんだけど、田丸さんはイタリア語の同時通訳者として知られた存在らしい。これまでもそちらの顔で何冊かエッセイを出しているけど、この本は息子育てにまつわるエッセイ。何しろこの息子、スペシャルなのだ。開成中学・高校と進み、東大に現役合格。東大在学中に司法試験に合...
この著者の本は初めて読んだんだけど、田丸さんはイタリア語の同時通訳者として知られた存在らしい。これまでもそちらの顔で何冊かエッセイを出しているけど、この本は息子育てにまつわるエッセイ。何しろこの息子、スペシャルなのだ。開成中学・高校と進み、東大に現役合格。東大在学中に司法試験に合格し、いまは弁護士として活躍しているのだから。 でもこの本、自慢めかしたり、教訓やマニュアルめかした子育て本ではない。田丸さんは仕事があるせいもあって、放任極まる育て方だったと書いているし、それが謙遜でもなさそうなことに、息子がまた勉強ができるだけの人間じゃないんだよね。開成では、体育祭の花形・応援団長をしたり、はたまた美人の彼女をとっかえひっかえし、コンドームが見つかっても悪びれず、自転車窃盗で警察のお世話になったりと、面白いエピソードをたくさん提供してくれる。それでいながら、ほぼ自学自習で司法試験をものにしてしまうし、自分の考え、ものの見方がしっかりできている好青年なんだ。彼の発言もそこかしこに出ていて、なかには「知ったふうな口聞いて」みたいな感じのものがないでもないけど、なるほどと思わせるところが大いにあった。 こんな親子関係だったから、「息子育て」というよりは、息子と暮らした日々の思い出ってところだろうか。田丸さんは終盤の、息子が弁護士事務所への就職活動をしているあたりで、息子の質問に間の抜けた答えを返し、「あんた、使えねえ」と言われた後、こんなふうに書いている。ちょっと寂しくもありつつ、男の子を育てる楽しさってこういうところにあるんじゃないだろうか。 私はため息をついた。確かに“使えない母親”だった。センター試験のことも、息子が回る法律事務所のことも何も知らない。息子は中学以降、すべてを一人で決めてきた。そして今、二十二歳で就職活動をしている。思えば私も二十歳の大学在学中から通訳を始め、早々と独立し親に送金までしてきた。人生で最も美しいモラトリアムの時期をこんなに早く切り上げた息子が、自分の姿に重なる。 独立した子供は、まぶしく、そしてしみじみ寂しい。十八歳で私を広島から東京に送り出し、今も広島で一人住まいする母の気持ちがやっと実感できたような気がした。息子のモラトリアムも、私の「母」としての時も終わったのだ。長くて短い、そして実に密度の濃い時であった。息子に言えるのはただ一言。「楽しいドラマを見せてもらいました」。彼のおかげで、人生を二度生きることができた。しかも二度目は母にとっては未知の生物「男の子」の人生を、乳児から青年まで間近に体験できたのだ。実に新鮮で愉快な体験だった。(p.180-181) 子育てしている人は、ヘンな育児書(マニュアル本)とか読むより、この本を読んで気持ちも大きく、気楽にもって楽しく子育てすればいいと思う。
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面白すぎました! 息子さんとの愉快なやり取りに爆笑、なんとも小気味良いです。 放任子育てといいつつも著者様の賢母っぷりがエピソードや文章の随所から感じられます。 私も息子がいますが、男の子育児を純粋に楽しもうと思わせてくれる本でした。 図書館で借りましたが、これは手元に置いてモチ...
面白すぎました! 息子さんとの愉快なやり取りに爆笑、なんとも小気味良いです。 放任子育てといいつつも著者様の賢母っぷりがエピソードや文章の随所から感じられます。 私も息子がいますが、男の子育児を純粋に楽しもうと思わせてくれる本でした。 図書館で借りましたが、これは手元に置いてモチベーション上げたいときに繰り返し読みたいと思うので別途購入の予定です。
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