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第二芸術 講談社学術文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 1992/04/01 |
| JAN | 9784061580183 |
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第二芸術
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日本で愛好者の多い俳句を、近代的な文学や芸術ではなく「第二芸術」であると批判したことで有名な論考などを収録しています。 俳句の批判をおこなった「第二芸術」と、同様の立場から短歌の批判をおこなった「短歌の運命」は、これらの文芸のスタイルが師伝的で、旧習を模倣しているにすぎず、近代...
日本で愛好者の多い俳句を、近代的な文学や芸術ではなく「第二芸術」であると批判したことで有名な論考などを収録しています。 俳句の批判をおこなった「第二芸術」と、同様の立場から短歌の批判をおこなった「短歌の運命」は、これらの文芸のスタイルが師伝的で、旧習を模倣しているにすぎず、近代芸術ではありえないという著者の主張が提出されています。また、漢文の教育や漢字制限などのテーマについても、啓蒙主義的な立場から著者の考えが語られています。 俳壇や歌壇と呼ばれる世界は、独特の批評的言説をそなえた社会を形成しており、著者はその閉鎖性に対して厳しいまなざしを向けています。「解説」を執筆している忠道太郎は、「「第二芸術論」は坂口安吾の「堕落論」とともに、爽々とした戦後の風を今日にまで吹きこむものである」と述べていますが、戦後という時代背景のもとで本書の問題提起が新鮮なものとして受け止められたことは、理解できるように思います。 現代においては、著者のように俳壇や歌壇に対して批判的な態度でのぞむのではなく、その独特の言説とミクロな権力構造についての分析があってもよいのではないかと個人的には考えているのですが、どんなものでしょうか。
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所収「第二芸術」を読む区切りとしては面白い仕切りなのだけれど俳句攻撃がメインなので、広がりに欠ける。作者が描こうとしていることが追体験できなくては芸術として意味がない。とある。俳句のニュアンスでは、その抽象性、表現の限界を批判。大差ないのに大差があるように見せるのは党派などがある...
所収「第二芸術」を読む区切りとしては面白い仕切りなのだけれど俳句攻撃がメインなので、広がりに欠ける。作者が描こうとしていることが追体験できなくては芸術として意味がない。とある。俳句のニュアンスでは、その抽象性、表現の限界を批判。大差ないのに大差があるように見せるのは党派などがあるからだと断じている。テキストを作者や時代の背景などを重視せず読むニュークリティシズムに通じるものがあるのだけれど、故に第二……とはならなかったようだ。ニュアンス的には大差ない「ぼんやり」感を批判しているがこれは「やりすぎ」にも当てはまると思うんだけど、そういう風には発展しない。小林秀雄や吉本隆明など多くの人に反論されたらしいし現在の俳諧の変わらぬ隆盛をみれば指摘は的を得つつも野暮だったのかもしれない。小説にも言及しているのだけれど象徴として俳句を批判したせいでうまくいい得ていない印象。
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