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1994年に刊行された本で、冷戦終結後の国際政治の動きを捉えるための視座を確保しようとする試みがなされています。 東西冷戦という枠組みが崩壊した後、アメリカの相対的優位と、さまざまな領域でそれを揺るがそうとする諸勢力のせめぎ合いが起こるようになりました。本書は、安全保障に関する...
1994年に刊行された本で、冷戦終結後の国際政治の動きを捉えるための視座を確保しようとする試みがなされています。 東西冷戦という枠組みが崩壊した後、アメリカの相対的優位と、さまざまな領域でそれを揺るがそうとする諸勢力のせめぎ合いが起こるようになりました。本書は、安全保障に関する問題、世界経済に関する問題、そして国家主権に関する問題という3つの観点から、冷戦後の世界情勢を見ようとしています。 冷戦後の国際情勢を捉えるための理論的な枠組みを構築するという壮大な企図に踏み込むようなことはなく、手堅い議論という印象です。ただ、一般の読書家としては、そこに多少の不満を感じてしまいます。
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