アルゼンチンサッカーの思考力 サッカー小僧新書

亘崇詞【著】

• 販売会社／発売会社: 白夜書房
• 発売年月日: 2011/05/30
• JAN: 9784861917462

商品レビュー

2014/03/21

アルゼンチンサッカーからアルゼンチン人の精神性までわかる一冊です。亘さんが現地で体験した事実を元に書かれてるのでリアリティがあります。とりわけ2000年代に活躍した選手とのエピソードはアルゼンチンサッカーファンなら必読です。

2012/08/15

難しい本ばっかり読んでたので、息抜きに好きな分野の本も読んでみました。
アルゼンチン―最初に好きになったきっかけは「俺たちのフィールド」だったか、ウイイレでのやりとりだったか忘れてしまったけど、98年のフランス大会のときからワールドカップでの応援国は僕はずっとアルゼンチンです。
シュートの止まない波状攻撃、ドリブルで仕掛ける心意気、アルゼンチンのスタイルがバティやオルテガ、シメオネの頃から、クレスポとベロン、サビオラ、リケルメ、アイマールの頃、そしてテベスやメッシの今の代表に至るまで変わらずにずっと好きですね。
きっともう10年早く生まれていたら、マラドーナの頃もずっと好きだったろうと思います。＾＾

そんなアルゼンチンのサッカーにあるスタイルについて新しい発見もあった読んでて楽しい本でした。
俺フィーでもサッカーは手でするってのが出てきてたけど、それが「自分しか知らないチョコレートの盗み方」なんですよね。
これは生活のいろんな場面であるある。教えるわけないこと、ってのがいくつあるかってのも、比較はできないけどいい選手ほど持ってる気もする。
それと、リケルメ。ボカにいた著者の話なんでやっぱりボカの話がメインになる。そうすると、時期的にリケルメの話もたくさん出てくる。リケルメ履き、リケルメ食い、リケルメ飲み、、なんでも伝説にしちゃうリケルメのオーラもすごいと思うけど、上にも書いた「俺はなぁ、嫁と娘に愛されたら十分に幸せなんだよ。あんたに愛されたくはない。」っていうスタンスもリケルメらしいなぁ、とか思いました。でも、本質そこでいい気はする。

そして読んでて考えてたことは、日本にはまだそこまでの国民みんなが共有してる好きなスタイルがあるわけではないんだなぁってことでした。そりゃ、各チームレベルではあるけれど、アルゼンチンだけじゃなくイングランドや
スペイン、イタリアが持ってるその国のサッカースタイルっていうのがまだ、日本スタイルって形では認識できないなと。
これからどういう形で形成されていくのか、ちょっと楽しみにも思いました。＾＾

2012/05/26

元ボカの選手が語るアルゼンチンサッカーとアルゼンチン人の日常。
こういう外国のリアルな日常みたいな話は好きですね。
やはり色んな国に行ってみたいと思わされますね。
サッカーの読み物としては微妙かも・・・