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背徳のマリア(下) ガッシュ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 海王社/海王社 |
発売年月日 | 2011/06/27 |
JAN | 9784796401777 |
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背徳のマリア(下)
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商品レビュー
4.4
12件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
背徳のマリア上 から続き 自我を壊さなければならないほどの愛が2つ どちらも産声を待っている 混沌とした闇でも必ず光を感じる そんな世界観です 何が正しいとか何が過ちとか、そんな事はどうでもいいのです。愛する人が幸せを微笑みで伝えてくれていれば。 根底に深い愛があって、言葉にしない、表に出さないけれど、深い深いただ幸せを祈る愛があるから悲惨にならないのだと思いました。 ただ穏やかに、やっと穏やかに。 いつまでもと祈る気持ちが沸いてきます。とても愛しい作品になりました。
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5年ぶりの再読。 今回は落ち着いて読めた。 初読のときはガクブルしたもん。 やっぱり安藤の存在は大きいね。 このムサい男がいなかったらこの物語は痛過ぎてつらい。 それにしても、黒崎結城のマッドさには恐れ入るなあ。 愛し合ってるのに一方通行だったもんなー。
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ここまでしなければならんのか、と言うくらいに彰の愛情は業が深い。結城と和己の兄弟も業が深い。一人浮世離れしているのが早坂で、安藤も豪快に境界線を越える。だが、BLを読み慣れていると「男同志でもいいじゃない」が当たり前になってしまっている自分の脳内を再確認させられた。いつの間にか気...
ここまでしなければならんのか、と言うくらいに彰の愛情は業が深い。結城と和己の兄弟も業が深い。一人浮世離れしているのが早坂で、安藤も豪快に境界線を越える。だが、BLを読み慣れていると「男同志でもいいじゃない」が当たり前になってしまっている自分の脳内を再確認させられた。いつの間にか気付かないうちに「BLなので普通ではあり得ないとしても間違いなく男同士が愛し合う」と疑いなく思い込んで読んでいるな…と。それでも男でなければならない事が書いてあった。BLとして成り立っているのが当り前じゃないんだ…
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