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サクラ、咲く。
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サクラ、咲く。

倉形和信(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文芸社
発売年月日 2003/05/01
JAN 9784835556260

サクラ、咲く。

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2012/01/31

中学一年生が1年間だけ、その学校の校長先生になって学校改革をしていくというお話です。小説形式で読みやすくして、具体的には、リーダーシップ論や組織改革時のポイントが解説されていて、面白い試みがされている本でした。 中学一年生でありながら校長先生として成功したポイントは、1)優秀...

中学一年生が1年間だけ、その学校の校長先生になって学校改革をしていくというお話です。小説形式で読みやすくして、具体的には、リーダーシップ論や組織改革時のポイントが解説されていて、面白い試みがされている本でした。 中学一年生でありながら校長先生として成功したポイントは、1)優秀な参謀が、既存勢力を上手にコントロール、2)改革を誰のために(学校のお客さんである生徒のため)するかを明確にしている、3)お客さん(同級生)と直接のコネがあり協力が得られた、にあったと理解しました。 以下は気になったポイントです。 ・カイゼンを始める際には、お客さんが持っている予断、偏見、誤解、先入観を逆手にとることが重要(p28) ・普通は弱点の克服から始めることが多いが、強いところをつよくすることから始めてみると、それが弱点の克服に自然とつながっていく(p42) ・全体目標を考える場合、成果が目に見える、みなが口ずさめる目標が一番良い(p57) ・お客さんの満足度が下がった場合には、一刻も早い改革が必要(p74) ・価値とは魅力である、魅力を開発して、お金に換えるのが会社の仕事、魅力に対して顧客はお金を払う(p95) ・100人程度までの組織は、そのリーダーは一人ひとりのキャラを把握スべき、それ以上の場合には、核になる人のキャラを完全把握する(p104) ・1993年に印刷会社の活字が全部変わった、それ以後の活字は読みやすくなった(p113) ・なにか新しいことを始めるには、必ず捨てることから始める、前任者の7割程度はいらないもの、コンビニは1年間で7割の商品が入れ替わる(p116) ・生き生きとしたカイゼンができている組織は、決定するスピード、その実現の繰り返しが優れている(p158)

Posted by ブクログ

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