紺碧のソナタ

海堂霞(著者)

• 販売会社／発売会社: 文芸社
• 発売年月日: 2003/07/01
• JAN: 9784835559605

商品レビュー

2012/12/03

荒れた学校に白衣の新校長がやってきた。彼の斬新な提案で文化祭に向け、生まれ変わったように取り組む生徒たち。

この学校に愛想を尽かしかけていたシングルマザーの鞠子教諭もまた、この状況に驚きつつも彼にどうしようもなく惹かれて行く…

バチスタシリーズの海堂尊さんと早合点して借りてきて、よく見たら別人でした…

ストーリーはともかく、鞠子教諭のえらく夢見がちでポエムっぽい調子に気分が乗れず…

言葉はメレダイヤよ、って…う〜ん…

2008/05/21

千野鞠子は５歳の子もちでバツイチ。そんな鞠子が勤める青嵐高校は学力最低･やる気のない生徒が多く、遅刻、サボりは当たり前の学校だ。そんな高校にＩＴ業界で名高い、冴木修二という男が校長としてやってきた。そして冴木は青嵐の文化祭を全校参加型から有志参加型へ変えてみようと鞠子に提案したのだ。今まで成功したことのない学校行事をこれで成功させることができるのか。学生たちのやる気を引き出すことができるのか。

青春小説というか、大人の恋愛小説というか･･･久しぶりに高校の文化祭の様子を思い出しました。みんなで何か１つの物を作り出すのって、すごくワクワクするし、出来上がったときの達成感って最高だと思います。それを１番身近に感じることができるのがたぶん学校行事なんですよね。面倒くさかったり大変だったりするけれど、やっぱりいい思いでです。