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日本人の言語表現 講談社現代新書
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日本人の言語表現 講談社現代新書

金田一春彦(著者)

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日本人の言語表現 講談社現代新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1992/12/01
JAN 9784061158108

日本人の言語表現

¥220

商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

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2012/11/05

著者は博覧強記で、本書は、引用が非常に多い。ほぼ、7割が引用といってもいいくらい。謡曲からCMにいたるまで数多く例示して、日本人の言語表現、言語感覚について分類わけしている。言語表現から日本人の性質、文化の特徴を炙り出そうとしているようにも見える。あまりに多くのことが詰め込まれす...

著者は博覧強記で、本書は、引用が非常に多い。ほぼ、7割が引用といってもいいくらい。謡曲からCMにいたるまで数多く例示して、日本人の言語表現、言語感覚について分類わけしている。言語表現から日本人の性質、文化の特徴を炙り出そうとしているようにも見える。あまりに多くのことが詰め込まれすぎていて、雑学本的で、ごった煮のような印象がのこる。これも、新書の宿命か?

Posted by ブクログ

2011/08/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

≪内容≫ 「日本語」の著者である金田一春彦が、日本語の表現に焦点を当て、そこから日本人の心性を明らかにしていく。 ≪感想≫ 万葉集から現代の謡曲・CMまで、豊富な事例の中から日本人の精神性を考察していく一冊。名著「日本語」が日本語のラングについて詳細に記述したものであるとすれば、本書は日本語のパロールの性格を様々な例を用いて考察している。徹頭徹尾とにかく引用が多く、著者の博覧多識っぷりには驚くばかりである。 初版が昭和50年とわりかし古めの本ではあるが、この30数年で日本人像にどのような変化が起こってきているのかを、この本を参考にして言語表現の面から考えていくというのも面白いかもしれない。たとえば、本書で触れられている「いうな、語るな」や「結末をにごす」といった言語表現は国際社会においては必ずしも歓迎されるものではない。その中でもこういった言語表現が日本特有の美徳として残っていくのか、それとも国際競争力の難として批判され消えていくのか。本書のあとがきで「心血を注いできた言語教育の効果がゼロに近かったことを知り打ちのめされた」と書いてあったが、その変化がよかれ悪かれ、言語表現の中から日本人の特色を探し出すという試みは大事なことのように思う。

Posted by ブクログ

2010/12/12

[ 内容 ] 日本語は微妙なニュアンスと深い陰影に富んでいる。 さらに日本人特有の話し方、書き方が、日本語をいっそう複雑で、むずかしいものにしている。 本書は、古典から現代の歌謡曲、CMまで幅広い材料を豊富にひきながら、ことばの奥底にひそむ心理を明らかにしていく。 著者ならではの...

[ 内容 ] 日本語は微妙なニュアンスと深い陰影に富んでいる。 さらに日本人特有の話し方、書き方が、日本語をいっそう複雑で、むずかしいものにしている。 本書は、古典から現代の歌謡曲、CMまで幅広い材料を豊富にひきながら、ことばの奥底にひそむ心理を明らかにしていく。 著者ならではの鋭い指摘、軽妙で、エスプリにみちた文章、ことばに対する暖かい眼はものの見方、文化の特質まで射程におさめる。 [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted by ブクログ

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