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インターネットのカタチ もろさが織り成す粘り強い世界
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インターネットのカタチ もろさが織り成す粘り強い世界

あきみち(著者), 空閑洋平(著者)

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インターネットのカタチ もろさが織り成す粘り強い世界

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 オーム社
発売年月日 2011/06/27
JAN 9784274068249

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商品レビュー

4

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2024/10/06

著者は「教科書ではなく、読み物を意識した」として本書を執筆したという。「なるほど」と唸る部分もあった。 一方で、私にとっては難しい部分もあった。 普段ユーザーとして接している分には、インターネットの仕組みについて、裏側部分まで理解する必要はないだろう。 しかしながら、こうして基礎...

著者は「教科書ではなく、読み物を意識した」として本書を執筆したという。「なるほど」と唸る部分もあった。 一方で、私にとっては難しい部分もあった。 普段ユーザーとして接している分には、インターネットの仕組みについて、裏側部分まで理解する必要はないだろう。 しかしながら、こうして基礎的部分を知ることは、自己満足かもしれないが、単純に面白い。 「こんな仕組みで動いていたのか」 「今後、データ量は益々増大化していく。どうやって回避していくのだろう」 そんなことをアレコレと考えて想像してしまうのだ。 改めてインターネットの未来を考えてみると、今後も進化の歩みが止まるどころか、加速度的に進んでいくことは間違いない。 今見えている技術的なボトルネックは、課題がハッキリとしてるが故に、近い時点では解消されていくのだろう。 しかし、今のペースを考えてみると、明らかに新しい課題もドンドン出てくるのだろうと思う。 結局は「日々課題が生まれ、それを解消し」の連続なのだろうと思う。 喫緊の課題として上げられるのは、「データ量の莫大な増加」だと思う。 メタバース世界が普通になって、世界中の人がアクセスしたら、ネットワークのトラフィックはどんな状態になるのだろう。 データ量が増える一方なのだから、世界中のネットワークを経由するよりも、出来るだけ地産地消した方がよいだろう。そうなると、より分散化が図られる可能性が高い。 地域ごとのデータセンターの役割が相当に高くなるが、今の課題は大容量電力が必要なこと。 これが解消されたら、データセンターがもっと小規模化されて各地域に作られるかもしれない。 そうなると、エネルギー問題の解決が最優先とも考えられるが、省電力でも動くサーバーの開発も同時に研究されている。 当然、ネットワーク間でも超省電力で動くような開発がなされている。 エネルギーの課題と、超省電力サーバーとネットワークの開発がほぼ同時期に適えば一気に様々なことが加速するはず。 そんな時に、どんな社会になっているのか。 世界がひっくり返るくらいの状態になっている気がするのだ。 もちろん自動運転は日常になっているかもしれない。 人類全体の知能を超えたAIを使いたい放題という状況になっているかもしれない。 そもそも脳にチップを埋め込んで、それが常時ネット接続されていたら、世界は大きく変わる。 AIの知能が全人類にリアルタイムに共有され、見えている視界も共有される世界。 つまり、リアル世界にいる必要はほとんどなくて、ほとんどの生活がメタバースのような脳内チップの映し出す世界の中で完結できる。 リアルとバーチャルの境目が無くなる世界だ。(映画「マトリックス」のような世界か) 今現代を生きている我々は、リアル世界の方が馴染みがあるが、生まれた時からリアル&バーチャル世界のネイティブ世代は、根本的に我々世代とは生き方そのものが変わってしまうだろう。 そんな時代が、実はすぐ眼前に迫っている。 果たして人類はその変化についていけるのだろうか。 環境に適応した生物が生き残る、という適者生存の考え方は進化論の本質であるが、果たして自分は環境変化に対応できるのだろうか。 本書の副題は「もろさが織り成す粘り強い世界」であるが、果たして人間もそういう存在になれるのか。 1人1人は脆くて弱弱しい存在だが、人同士が繋がることで、強大な力を生み出す。 こう考えると、インターネットこそ人間が作り出したものだというのも頷ける。 やはりきちんと基礎を学ぶというのは、本当に大切なことだし、新しい発見があるものだ。 最新技術も大切だが、自分に足りていない基礎部分は、今からでも勉強を続けていく必要があると感じるのだ。 (2024/8/15木)

Posted by ブクログ

2019/01/12

最初はとっつきにくい本かと思って読み始めたら、すごく興味深い内容で面白い。 「インターネットは、もろいようだが粘り強い。」  つまり、しょちゅう切断してる o(*'o'*)o それが許される仕組みになっていることや その対応策などが、 これまでに起きたインタ...

最初はとっつきにくい本かと思って読み始めたら、すごく興味深い内容で面白い。 「インターネットは、もろいようだが粘り強い。」  つまり、しょちゅう切断してる o(*'o'*)o それが許される仕組みになっていることや その対応策などが、 これまでに起きたインターネットのトラブル事例をまぜながら解説されていて、わかりやすい本です。 「ネットワークのネットワーク」、その仕組みが実際にはどうなっているのか。 知らないことだらけで目からウロコ!   インターネットの世界には国境はない! と思っていたが そうではないらしい! 厳しく規制されている国があること、政治や経済が絡んでの将来の展望が語られています。 この本は、ほとんどインターネットから収集した情報を元に、多岐にわたるスキルを駆使して書かれています。  付録では、その情報収集の方法が、詳細に述べられていますので、そういうことをやりたい人にはすごく参考になるのでは! 2011/10/02 予約 10/28 借りる。 11/25 読み終わる 内容と著者は 内容 : 「インターネットが壊れる」という話を皮切りに、インターネットの概要を解説。 さらに、マクロな視点で見たインターネットの基本的な構造や歴史、仕様のデバッグなど 様々なテーマから、インターネットのカタチを探る。 著者 :  あきみち → URLはこちら http://www.geekpage.jp/ 『Geekなページ』 :  ・ 慶應義塾大学政策メディア研究科にて博士を取得。   ソニー株式会社を経て、ブロガーとして活動。 空閑 洋平(クガ,ヨウヘイ) ・ 1985年生まれ。慶應義塾大学政策メディア研究科後期博士課程在籍。 目次 :  はじめに * 本書が目指したもの o 「壊れた」から垣間見えるインターネットの形 o 観察方法の紹介 o 教科書臭さからの脱却 1章: 壊れやすくて粘り強い * インターネットが壊れた! * あんな「壊れた」、こんな「壊れた」 * 「生き物」のようなインターネット * インターネットの強さの秘密 * インターネットの「形」を推測する 2章: ネットワークのネットワーク * チェコ発インターネットバラバラ事件 * インターネットはネットワークのネットワーク * 全体像は誰も知らない、だから全体を止められない * 実際に通信ってどうやって行われてるの? * 「伝言ゲーム」でつながるネットワーク * ASとBGP * パキスタンYouTube事件の解説 他 3章: 仕様のデバッグ * 同じ問題を二度と起こさないように * RFCとIETF * IETFとその思想 * 「インターネットはオープンである」 * オープンであることの弊害 * IETFと特許 他 4章:「名前」を巡る変化 * スウェーデンが消えた!ドイツが消えた! * DNSの仕組み * DNSは格好の攻撃対象 * DNSルートサーバ * DNSへの「毒入れ」 * カミンスキー型攻撃とDNSSEC * DNSSECでできることと、できないこと * トップレベルドメインの増減 * Alternate DNS Root 他 5章: 物理的に切れた! * 物理的に「プチッ」と切れるということ * 光海底ケーブルが切れた! * 何で「集中」するの? * 光海底ケーブル地図が示すもの * 海底ケーブルは何故切れる? * 光海底ケーブルの仕組み 他 6章: インターネットと国境 * Webにおける「インターネットの国境」 * エジプトがインターネットから一時離脱! * ネット検閲 * Great Firewall of China * 日本にもあるネットへの制限 他 7章: インターネットの大渋滞 * 「興味の集中」による大渋滞 * 大規模トラフィックに対処する方法 * 世界最強のCDN企業:Akamai * 大量のトラフィックをみんなで送りつける攻撃(DDoSアタック) * DDoS防御 他 8章: 論理的な通信の密集地帯 * ネットワークの論理的な集中に関する概念的な話 * ポリシーの話 * 巨大な存在に何かあったら? * ビデオトラフィックの増加 他 おわりに 付録: インターネットのカタチをとらえる

Posted by ブクログ

2015/06/07

よくシステム構成図などで、「ここからはインターネットですよ」というのを表すとき、雲の形を描くことがある。本書はその「雲の中」で今、何が起こっているのかを、極力分かりやすく解説している。ただ、技術に明るくない僕にはちょっと難しかった。逆に本職の人たちにとっては分かり切った内容なのだ...

よくシステム構成図などで、「ここからはインターネットですよ」というのを表すとき、雲の形を描くことがある。本書はその「雲の中」で今、何が起こっているのかを、極力分かりやすく解説している。ただ、技術に明るくない僕にはちょっと難しかった。逆に本職の人たちにとっては分かり切った内容なのだろう。そういう意味では、ターゲットが難しい本かもしれない。 とはいえ、ラストワンマイルを生業とする僕のような人間や、雲を描いて終わりにしていいのかと一度でも考えたことがある人には、読んおく価値があると思う。

Posted by ブクログ

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