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漢書(1) 帝紀 ちくま学芸文庫
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漢書(1) 帝紀 ちくま学芸文庫

班固【著】, 小竹武夫【訳】

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漢書(1) 帝紀 ちくま学芸文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 1997/12/12
JAN 9784480084019

漢書(1)

¥770

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2023/05/23

18年ほど前の購入時に1度読んだきりだったため、この度再読した。 『漢書』とは古代中国に存在した漢王朝(前漢・紀元前202年~8年)について記した歴史書。 この第1巻には建国者の高祖・劉邦の記述である「高帝紀第一上」に始まり、「高帝紀第一下」「恵帝紀第二」「高后紀第三」「文帝紀...

18年ほど前の購入時に1度読んだきりだったため、この度再読した。 『漢書』とは古代中国に存在した漢王朝(前漢・紀元前202年~8年)について記した歴史書。 この第1巻には建国者の高祖・劉邦の記述である「高帝紀第一上」に始まり、「高帝紀第一下」「恵帝紀第二」「高后紀第三」「文帝紀第四」「景帝紀第五」「武帝紀第六」「昭帝紀第七」「宣帝紀第八」「元帝紀第九」「成帝紀第十」「哀帝紀第十一」「平帝紀第十二」の現代語訳が収録されている。 また巻末には中国文学者・橋川時雄氏(1894.3.22~1982.10.19)による解説、関連年表、「文学者及び篇目表」「職官表」「前漢地図」も掲載され、こちらも興味深い。 前漢では世界史の授業にも登場する第7代・武帝が一般には名君とされており、確かに最大版図を現出されるなどその時代には華やかさはある。しかし、度重なる外征で国力を疲弊させ治世の晩年には農民の一揆が頻発するなど、少なくとも私が武帝紀を読んだ限りではその様な印象を持たなかった。 むしろ、その諡号が示す通り第5代・文帝、中興の祖と呼ばれる第10代・宣帝の方が名君だろう。 全体的に平易な文体で書かれているために読み易く、大学で専攻した訳でもない私でも読了できた。

Posted by ブクログ

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