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あさのあつこ完全読本
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あさのあつこ完全読本

文学・エッセイ・詩集

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あさのあつこ完全読本

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2005/12/15
JAN 9784309976983

あさのあつこ完全読本

¥110

商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2015/05/24

県立図書館に行くと郷土の有名人のコーナーにあさのあつこ特集があったので、これを見つけることが出来た。2005年、「バッテリー」が完結した頃のムックである。 いっとき、彼女の文庫本を全て読破しようかと思った時があったが、今は休止している。これは彼女の描き方なのだが、登場人物たちの...

県立図書館に行くと郷土の有名人のコーナーにあさのあつこ特集があったので、これを見つけることが出来た。2005年、「バッテリー」が完結した頃のムックである。 いっとき、彼女の文庫本を全て読破しようかと思った時があったが、今は休止している。これは彼女の描き方なのだが、登場人物たちの心の変化は丁寧に描かれているが、ストーリーはほとんど進展しないのが、あさの流なのだ。完結してからしばらくして読んだ方がいいという気になっている。ただ、興味関心は続いているので、こういう本はたいへん面白かった。 あさのあつこ(本名浅野敦子旧姓尾形)さんの岡山県美作市の書棚はなかなか興味深かった。中上健次や澁澤龍彦があるのは意外だったが、唯一の月刊誌として「世界」がずらっと並んでいるのは嬉しかった。彼女の「特にオススメの一冊」として日本文学「龍秘御天歌」(村田喜代子)、児童文学「なまくら」(吉橋通夫)、海外児童文学「海辺の王国」(ロバート・ウェストール)などが挙げられていた。作者の名前すら知らない本ばかりだ。だからこそ、読んでみたい。 あさのさんの住んでいる湯郷温泉のある美作市の風景もたくさんの写真があった。中学校や川土手の道、神社や河原は「バッテリー」の舞台だと無頓着に紹介している。ちょっと一度訪ねたくなった。とくにあさのさん行きつけのパン屋「いのうえパン」は、未読の「NO6」の火藍のお店のモデルらしい。いや、そうでなくてもあさのさんにバッタリ出会えるかも。 「バッテリー」の原田巧は「成長しない」ことで、今までの児童文学の枠を壊した。巧は最初から圧倒的な力を持つ。巧に出会うことで周りが変わる。「基本的に少年にはその力があるのではないか」。これはやはり少女マンガの黄金期をくぐってきた彼女だからこそ、描けた世界かもしれない。転機は巧的な少女の遠子を描いた「あかね色の風」だったとあさのさんは言い切る。数年前にたまたま読んでいる。確かに巧的だった。でも少女には限界を感じてしまうだ、とあさのさんはいう。 あと、あさのさんの苦手分野も告白される。都会の小学生。そして男女の恋だそうだ。だから男同志の恋が多いんだね。 新刊が出たら絶対買う作家として、辺見庸、京極夏彦、高村薫の名前が出たのも少し意外。 あと、一日どれくらい書いているか、という問いに「休みはありません。このところ、一日十時間ぐらい書いている気がします」という。10年前は超売れっ子だったからな〜。今はどうなんだろ。 2015年5月4日読了

Posted by ブクログ

2011/01/29

なぜこんなにもあさの少年に惹かれるのかわかった気がする。 http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-436.html

Posted by ブクログ

2010/01/05

バッテリー、THE MANZAI等あさのあつこさんの作品の名前は知っていてもどういう人なのかは知らない。 それを知るきっかけの一つになりました。 作品の裏話も書かれていて、前述したバッテリー、THE MANZAI好きの人にはお勧め。 逆にNO.6に関する話は、当時まだ発売された...

バッテリー、THE MANZAI等あさのあつこさんの作品の名前は知っていてもどういう人なのかは知らない。 それを知るきっかけの一つになりました。 作品の裏話も書かれていて、前述したバッテリー、THE MANZAI好きの人にはお勧め。 逆にNO.6に関する話は、当時まだ発売されたばかりもあってあまりない印象でした。 あさのあつこさんの書く話や本が好きな人には是非。

Posted by ブクログ

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