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メタモルフォセス群島 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 1981/03/11 |
| JAN | 9784101171128 |
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メタモルフォセス群島
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商品レビュー
4.3
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
[毟りあい] エスカレートの仕方という意味では、筒井康隆の極北かも。ただ犯人の家族を人質に取ってからの展開が狂気の方に行っちゃって、その後の勢いがちょっと落ちたのが残念かな。 この設定でマジなサスペンス書いたら面白いかも。 [五郎八航空] 「世にも奇妙な物語」であらすじを知っていたから、最後のオチにも驚きはなかったなあ。このころはまだ、切れ味がちょっと鈍い気がするな。焦点がしぼり込めてないと言うべきか。いまいち笑えないし。物語は語ってるんだけどね。 [走る取的] 相撲取りに追っかけられるだけ。ターミネータみたいなもん。確かに窓の反射を使って睨まれていたというところは、うまいと思ったけど。 [喪失の日] ダンドリ君か、お前は。ってことで童貞喪失の段取りを妄想してるだけ。オチもいまいちだな。 [定年食] 定年食っていうくらいだから、てっきり定年になったらなんかうまい物食わしてくれるのかと思ってたら。 前半のしみじみとした雰囲気から、しみじみしたまま残酷な場面へと移っていく展開はうまい。こういう淡々とした雰囲気で狂気を語る短編もたまにはいいな。好き。 [平行世界] 並列世界が平行に並んじゃったから平行世界。ちょっとツッコミが甘いかな。この世界ならではの面白い事件がもっとあれば良かったのに。 [母親さがし] まあ落語だと思ってもらえば。オチも含めて。筒井康隆の饒舌な文体って、俺結構好きなんだよなあ。「国民不在」もこういうのに影響受けてるんだろうな。そういえば草上仁って落研だったって聞いたことがあるような。関係ないけど。 [老境のターザン] なんかこれも「ジャングルの王者ターチャン」みたいだな。ジェーンが太ってるところとか。まあ真似したとすればあっちがだろうけど。 よく知らないんだけど、ターザンの敵役は人食い人種なのかな? そういえば、筒井康隆の話に出てくる奴らって、いつも「ケケケッ」って笑うよな。そんな笑い方する奴見たことないけど。みんな狂ってるってことかな。 [こちら一の谷] 歴史的な史料の矛盾点のをパロった短編。”信頼できる史料では、行軍中の逸話はすべて信ずるに足りず・・・”ってところが、なんかミョーにおかしかった。でも、俺って日本史の知識があんまりないから、このおかしさがホントにはわかってないんだろうな。弁慶が実在の人物じゃないかもしれないなんて初めて知った。勉強になりますな。 虚構という観点から筒井康隆の作品を見るとすれば、かなり重要な意味を持つ短編かもしれない。 [特別室] なんか作者の意図がよくわからん。ホテルのフロントが最後にいきなり力説し始めた内容からすると、学生運動とか左翼とかのパロディなんだろうか?革命的ホテルマンってなによ? [メタモルフォセス群島] 確かこれって星雲賞受賞短編だったはず。それだけのことはあって、SF度はこの短編集ではダントツ。ヒルを使って血を集めさせる植物とか、生きている豚に寄生する灌木とか、木と癒着して生きているオポッサムとか、偽足を持った種子とか、人の顔に似た果実を実らせることによって種子散布をなそうとする食人植物とか、こういう異様な生物相を考えさせたら、筒井康隆うまいよなあ。俺も知らないような生物学用語がバンバン出てきて、いい感じっす。 けどこれって、「宇宙衛生博覧会」に入ってる方がふさわしい気がするけど。まあそうなったら「ポルノ惑星のサルモネラ人間」とぶつかっちゃうけどね。両方とも探検隊の話だし。こっちの方がだいぶシリアスな印象だけど、はじけぐあいも完成度もあっちの方が高いかな。
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内容紹介 足のはえてくる果実。木の枝に寄生している小動物。人間を食べて首に似た果実をつける植物。放射能の影響であらゆる生物が突然変異体(ミュータント)と化した不気味な世界を描いた『メタモルフォセス群島』。妻子を脱獄囚に人質にとられたサラリーマンが、脱獄囚の家にのり込んで脅迫のエス...
内容紹介 足のはえてくる果実。木の枝に寄生している小動物。人間を食べて首に似た果実をつける植物。放射能の影響であらゆる生物が突然変異体(ミュータント)と化した不気味な世界を描いた『メタモルフォセス群島』。妻子を脱獄囚に人質にとられたサラリーマンが、脱獄囚の家にのり込んで脅迫のエスカレーションを企てる『毟りあい』。ほかに『五郎八航空』『定年食』など幻想と恐怖の突然変異的作品群。
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高校生以来、何度か繰り返し読んでいるが色褪せない面白さ。筒井作品のなかでも代表作のひとつだろう。ただし、万人に勧められるかというとそうではない。
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