![Coloring in Wadaland 和田誠カラー作品集](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001661/0016616786LL.jpg)
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Coloring in Wadaland 和田誠カラー作品集
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 愛育社 |
発売年月日 | 2011/05/01 |
JAN | 9784750003955 |
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Coloring in Wadaland
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「気配」を感じる素敵な絵。 和田誠さんのイラストと言えば、小さなころから無意識にどこかに潜んでいる、もはや当たり前に目にする空気のような存在の絵。一番記憶に古く、印象としても強いのは星新一の小説の表紙かなと思う。小学生のころから、なんとなく図書室でずっと出会ってきた顔。細い黒の...
「気配」を感じる素敵な絵。 和田誠さんのイラストと言えば、小さなころから無意識にどこかに潜んでいる、もはや当たり前に目にする空気のような存在の絵。一番記憶に古く、印象としても強いのは星新一の小説の表紙かなと思う。小学生のころから、なんとなく図書室でずっと出会ってきた顔。細い黒の線に、うす桃色の肌。素朴な表情をした人。ロボット。マゼンタの混ざった、少しにごったブルー。そんな印象。 ■ 見ていると本が読みたくなる絵。 大人になって「もりのくまとテディベア」という絵本に出会ってから、改めて和田誠さんが気になってきた。専門学生の頃は、上手い絵を描こう、とどこか必死になっていたけれど、ふっと肩の力が抜けたとき、素朴で静かにそこにいてくれる和田さんの絵がとても気になってきた。 本書はカラーインク、色鉛筆、グァッシュ…といったように画材ごとに編成されている。自分がよく目にしてきて「和田誠」と認識していた線画の素朴なイラストから、写実的な風景画、芸能人の似顔絵、もしくは立体やアニメーションまで、ほんとうにたくさんの「和田誠」がぎっしり。 非常に素朴で、単純なイラストなのだけれど、よーく見ていると「暖炉の火に照らされてる頬の感じ」とか「夕焼け空に浮かぶ雲って、そういえばこんな色してる」とか日常の見落としがちな愛しい描写がしっかりとそこにあった。 和田さんの絵を見ていると本が読みたくなる。一枚の絵に不思議な音や空気が隠れている気がする。 ■「頭痛薬マコピリン」のピリンちゃん 戦争が近づき、ものが不足していた時代に、毎日父親が仕事先から持って帰ってくるワラ半紙の裏に絵を描いていた少年時代。「ナショナルトースター」「頭痛薬マコピリン」など、勝手に架空の商品をつくってポスターを描いていた高校生時代。ところどころに、和田さんが生きてきた時代のお話が出てくるのもおもしろい。 ■ 和田さんの描く女の人。 ポカリスエットのマーメイドや、アダムとイブのイブ、和田さんの描く大人の女性は品があって健康的。生まれたてのからだ、が素敵だなと思った。 それとは関係ないけれど、普段平野レミさんとはお家でどんな会話をしているんだろう、となんとなくいつも思っている。
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和田誠さんは対象の本質をつかみ出すのが上手な方だなと改めて思った。雰囲気だとか空気だとか。それに詳細な描写の作品もたくさんあり、今までと違う側面も知ることができて満足いく作品集だった。
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