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高千穂遙【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2011/06/24
JAN 9784152092182

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商品レビュー

3.6

14件のお客様レビュー

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2023/04/09

最後は予想通りでした。 競輪が舞台という以外は何も無いという感じです。 短編集という事でメインが多すぎて絞りきれない感じです。

Posted by ブクログ

2022/09/11

自転車、中でも競輪にスポットを当てた作品。 短編集なのでサクサク読めるのはいいのだが、対象が多いのか、感情移入しにくい。瀬戸や綾部の話は良かったのだが。

Posted by ブクログ

2017/11/25

〇競輪がわからなくても楽しめる、選手各々の奮闘と高めあい 競輪とは、どんなスポーツだろう。 9人の選手が、専用のバイク(自転車)を駆って行うレースのことだ。 競馬や競艇と同じで、見学する側はスポーツにお金をかける。 しかし、ほとんどの人は競輪をはじめとして、彼ら選手が並々ならぬ努...

〇競輪がわからなくても楽しめる、選手各々の奮闘と高めあい 競輪とは、どんなスポーツだろう。 9人の選手が、専用のバイク(自転車)を駆って行うレースのことだ。 競馬や競艇と同じで、見学する側はスポーツにお金をかける。 しかし、ほとんどの人は競輪をはじめとして、彼ら選手が並々ならぬ努力をつぎ込み、絶体絶命の中結果を出そうとしていることを知っている。 競輪雑誌記者の蘭子は、まだ駆け出し。競輪の「け」の字も知らず、選手の綾部のところへ取材に行くも、撃沈。近くにいた選手の八十嶋に助けをもらう。そして瀬戸、帆刈、舘、草壁など、様々な競輪選手と出会う中で、自身の競輪雑誌記者としてのスキルも上げつつ、それぞれが込めようとしている思いを理解しようと奮闘する――。 それぞれプロだが、最も取り上げるべきは八十嶋だろう。一度は取り損ねた賞に再びチャレンジする資格が与えられたのは、彼が生活と競輪とのバランスの中でもがき苦しみ、自分なりの答えを出せたからではないか。 また、帆刈のチャラさも努力家・真面目な競輪選手の中にあってひときわ目立って、いい。 あまり競輪が良く理解できないという人がいるとしたら、競輪の出走後からゴールするまでの鍔迫り合いの描写に、競輪を理解するヒントがあるだろう。それぞれがお互いの思惑を読みあう中でどのように位置取りするか、そして誰が誰の後に着いていくかということにより勝負が決まる。 一般的なレースではあまり考えられない思考をめぐらすことになろう。 しかし、それ以外は一般人だ。競輪という特殊な舞台に置かれた選手たちがどのように自分の願いを変化させ、また実現させようとするのか。それがまた見ものである。

Posted by ブクログ

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