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一瞬でわかる日本と世界の領土問題 民族、国家、そして資源・エネルギー
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本文芸社 |
発売年月日 | 2011/06/18 |
JAN | 9784537258400 |
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一瞬でわかる日本と世界の領土問題
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
竹島とか尖閣諸島とか、本当のところどうなの?ということが知りたくて、高橋和夫先生なら、偏った解説にはならないはず、と読んでみた。2011年発行なので新しい本ではないが。 で。領土問題が「一瞬でわかる」ことはなかった(^^;)。一瞬でわかるのは、どれも解決は難しそう、ということだ。...
竹島とか尖閣諸島とか、本当のところどうなの?ということが知りたくて、高橋和夫先生なら、偏った解説にはならないはず、と読んでみた。2011年発行なので新しい本ではないが。 で。領土問題が「一瞬でわかる」ことはなかった(^^;)。一瞬でわかるのは、どれも解決は難しそう、ということだ。領土問題を引き起こす要因は、民族主義、そこにある資源など。「民族主義の時代以前には、人々は民族などという考え方にとらわれずに混ざり住む例が多かった」(p.20)のだが、民族主義が顕著になると、自民族が有利になるように領土の所有権を主張するようになる。あるいは、その地域が経済的に価値が高いとわかるとそこの所有権を主張するようになる。 沖ノ鳥島が、満潮時に海上に出ているのは僅かな面積で、水没を防ぐための護岸工事が行われているとか、知らなかった。なぜそこまでして沖ノ鳥島を守ろうとするのかといえば、日本の排他的経済水域を主張するためだ。人が住めるような場所ではない「島」。中国などが岩だと主張するのも無理からぬ話だ。 なぜ、そんなにも自国の利益が大切なのだろう… この本では、領土問題に関係するそれぞれの国の主張を紹介しながら、どちらが正しい、という判定はしていない。読者の判断にゆだねる、と言われても、ネットでの情報を加えても真実を知ることが難しい。誰が先にその地域を占有していたのかを知ることは難しいし、戦争の結果としての領土分割などをどう考えるのか、とかも難しい。パレスチナ人の人権が脅かされている現実を目にして、イスラエルのやっていることは間違っている、と思うけれど、「ここは神がユダヤ人に約束した土地なのだ」という主張にどう反論すればいいのか…現実にそこで暮らしている人の家を、神の約束を理由に壊すことは許されないと思うし、まして人の命を奪うことは許されないと思うけれど。パレスチナと無人島は、同列に扱ってはいけないのかも。 「先占」という考え方は正しいのだろうか? …結局、どうすべきなのかはわからないまま…
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日本の立場と相手国の立場がきちんとまとめられているのが良い。ともかく、これくらいの内容は、外務省が5か国語程にしてHP(あるいは別口のしっかりとしたサイト)でまとめておくべき。
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日本の領土問題である沖ノ鳥島の島又は岩の勉強も不充分であり、世界の領土問題についてはもっと関心を持つ動機になった。
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