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ジョニー・ザ・ラビット 双葉文庫

東山彰良【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2011/06/17
JAN 9784575514384

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ジョニー・ザ・ラビット

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商品レビュー

3.4

21件のお客様レビュー

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2023/03/11

ハードボイルド。主人公は兎。 飼主(マフィア)が殺され逃亡,野良兎に。 探偵依頼から,兎の復活教会に潜入。 復活の樹の集団死が,元飼主の死に繋がる。 兎が敵の懐に入る事で驚きの展開。

Posted by ブクログ

2022/03/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

うさぎを主人公にしたハードボイルド小説。モフモフ。 ジョニー・ラビットは兎一匹復讐を遂げるぜ…といいつつも、どうやら動物好きっぽい宿敵ラッキーボーイ・ボビーに懐きたい気持ちを抑えられない。ジョニーは兎だけどマフィオーソに飼われてたこともあって人間の言葉がわかるけど、人間は兎語がわからないので会話(?)が噛み合ってないのも良いです。兎語がわかれば、ジョニーはかなり重要なこと言ってるんだけどなぁ。。 「ふざけやがって!」「ぶっ殺してやる!」って言いつつ、脚トントンさせてたりしてるのはグレーのちっちゃい兎…と思ったら力が抜けます。兎の生態がちゃんとしてて、東山さん兎に詳しいな?ブルースを歌う犬とのシーンは素敵で、病院のシーンと中華街と思われるところについての考察に笑いました。人間の友達は一番が犬、二番が猫、三番が金魚、その次くらいが兎と鸚鵡で、兎は五分五分でペットと食料…と思ってたけど犬も食べるなら兎なんて勿論。。と。家鴨を標的にするKKK団。 うさぎなので少しマイルドになっている気がするけどマフィアの復讐と仲間割れものなのでかなりハードでシビア。原発の煙突を『再会の樹』と崇める狂信的なうさぎもいるし……でもラストは好きです。たぶんジョニーはボンネットで。。そしてホンコンがここでくるとは。鮮やか。

Posted by ブクログ

2021/01/21

マフィアのドンに飼われ、雄としての誇りを胸に生きてきたジョニー・ラビット。いまはシクラメン通りに探偵事務所を構える彼のもとに、行方不明の兎の捜索依頼が舞い込んだ。兎の失踪なんて珍しくもなんともない。だが、単純なはずの事件は思わぬ展開をみせ、やがてジョニーは仇敵の待つ人間の街に―。...

マフィアのドンに飼われ、雄としての誇りを胸に生きてきたジョニー・ラビット。いまはシクラメン通りに探偵事務所を構える彼のもとに、行方不明の兎の捜索依頼が舞い込んだ。兎の失踪なんて珍しくもなんともない。だが、単純なはずの事件は思わぬ展開をみせ、やがてジョニーは仇敵の待つ人間の街に―。ユーモアとペーソス溢れるピカレスク・ハードボイルド。

Posted by ブクログ

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