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東本願寺三十年紛争
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白馬社 |
発売年月日 | 2004/12/01 |
JAN | 9784938651510 |
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東本願寺三十年紛争
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旧題の「祖師に背いた教団」を読んだ時に石田ひかりと結婚したNHKのプロデューサーと同姓の「傑僧」が出て来るが「お東騒動」について本を読むのは初めてだったので誰か分からなかった。この本には石田ゆり子の「天然日和」に妹の結婚式を挙げた寺と同じ寺号での「傑僧」の聴聞光景が書かれているが...
旧題の「祖師に背いた教団」を読んだ時に石田ひかりと結婚したNHKのプロデューサーと同姓の「傑僧」が出て来るが「お東騒動」について本を読むのは初めてだったので誰か分からなかった。この本には石田ゆり子の「天然日和」に妹の結婚式を挙げた寺と同じ寺号での「傑僧」の聴聞光景が書かれているが「傑僧」とNHKのプロデューサーが祖父と孫であり、聴聞光景が書かれた寺で結婚式を挙げたと分かるのには時間がかかった。この寺の所在地は「あまちゃん」のマメりん、足立梨花の出身地にあるが実家は檀家だろうか? この本の著者は「傑僧」を同朋会運動の創始者で改革派の指導者として持ち上げる一方、前門以外の大谷家の人々は前時代的で宗門の財産を奪う問題児の家族であるように書いているので立ち位置が分かる。それだからこそ著者は新版を出す時にわざわざ「れっきとした国家公務員である宮内庁の侍従次官が、紛争の一方の当事者に弁護士を紹介し、暗に和解を勧めるなどということは、本来なら、あってはならない事である」と書き加えたのに「傑僧」が結果的に自分が自身の孫と仕事を通じて知り合って結婚した女性と姉を貶めるような発言をしたと分かる「同朋社会の顕現」事件については一言も触れないのだろう。「傑僧」はテレビを見ないそうなので未来の孫の妻姉妹を見た事はあるかどうかは分からないが。著者は「国家権力によるこうした介入」を悪者視するなら「傑僧」の発言はどうなるのか?まさか「同朋社会の顕現」発言が「正しい」ので批判した大谷派から「同朋会運動は停滞が目立ち、なお古い因習が生き続け、良き伝統が日々に薄らいでいく宗門の姿は本来の僧伽にはほど遠い」とでも思っているのか?と著者に聞きたくなる。戦時中に刊行された「真宗聖教全書」は「教行信証」の後序にある「主上臣下」から「主上」が削除された事を書いているが、著者にとって「同朋社会の顕現」事件とは同じ立ち位置なのだろう。ちょうど「同朋社会の顕現」事件は石田ひかりが有名になり始めた頃で石田ゆり子が「海の群星」でデビューした時期と被る。「傑僧」の持つ遅れた意識まで寺を継いだ息子と孫が継がなかったので石田ひかりがYouTubeで「寺の嫁」としての映像がアップされるのに。それでも大谷派は「同朋社会の顕現」発言を問題にしただけ余程の事がない限り世俗なら問題にされる事や殺人を含めて本来なら戒律に反する事を神父や牧師が犯しても「臭いものに蓋」で「何もかも終わってから謝罪」のキリスト教ギョーカイあたりよりは遙かにマシだ。 さすがに著者は大谷派の僧侶が「傑僧」一家のように自坊では「ミニ大谷家」だという事に気がついている。元々親鸞自身が息子の善鸞を東向させたので「自分の息子なら弟子達の混乱を収拾させる事が出来る」という発想があり、佛光寺や専修寺に対抗して「親鸞の曾孫の自分が真宗の正統」を主張した覚如の教学が本願寺系の原点でもあるので覚如を否定しない限り、大谷家離れは出来ないのだろう。「本願寺中興の祖」蓮如は御文なり文明版三帖和讃なりのような平門徒でも分かるような出版物を刊行した面があるが同時に佛光寺を切り崩して専修寺門徒と内ゲバまでして勢力を拡大したのだから。
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