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ポスト・マネタリズムの金融政策
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2011/06/14 |
JAN | 9784532354688 |
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ポスト・マネタリズムの金融政策
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商品レビュー
4.7
9件のお客様レビュー
今、不動産を買いたがっている人は多い。そんな人になぜ不動産が欲しいのかと聞くと、多分3人に2人はこう答えるはず。「金利が安いから」と。 日銀の莫大な額の長期国債買いオペによって、金利は日本の公的債務残高に全く見合わない水準にまで落とし込まれている。さらに東京オリンピックの開催決...
今、不動産を買いたがっている人は多い。そんな人になぜ不動産が欲しいのかと聞くと、多分3人に2人はこう答えるはず。「金利が安いから」と。 日銀の莫大な額の長期国債買いオペによって、金利は日本の公的債務残高に全く見合わない水準にまで落とし込まれている。さらに東京オリンピックの開催決定により、「なんだか分からないけど東京の不動産ってアガりそうだよね」といった合意が何となく形成される一方、金融機関は低レートファイナンスの大盤振る舞い。投資家は「銀行が貸すから」というだけの理由で、血眼で不動産を探し回っている。 この光景が、この本で触れられている米FRBの「後始末戦略(バブルが崩壊するまでは資産価格高騰を放置し、バブル崩壊時に事後的に対応する金融政策)」とどうしてもオーバーラップしてしまう。本書によれば、このようなファンダメンタルズに対する過度の期待が存在する局面では、インフレ目標政策は資産価格のボラティリティを高める方向に作用する。この戦略の帰結はリーマンショック後の混乱に見る通りだ。 本書はかつて金融政策の中心思想であった「マネタリズム」の台頭と蹉跌の歴史を辿りながら、あるべき中央銀行の姿とは何かを模索する。難解な部分も多いが、金融政策を巡る論点が幅広く網羅されていて、整理の助けになる。震災直前に書かれたものだが、ここでの議論から汲み取るべきものは益々大きくなっているように思う。
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マネタリズムの変遷を時系列で描いている。数式等についても、都度説明が加えられており、経済学の知識をさほど前提とせずにわかりやすい構成となっている。
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マネタリズムの考えから出発し、現在の金融政策までの流れを見る。FRBも最近は量より資産に着目している。
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