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マンモス・ハンター(中) エイラ 地上の旅人6
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ホーム社/集英社 |
発売年月日 | 2005/03/25 |
JAN | 9784834251104 |
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マンモス・ハンター(中)
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商品レビュー
3.6
5件のお客様レビュー
この二人めんどくさー と読み終わってすぐに思ってしまいました。 自分が思っている事は思い切って話すべきだと二人っきりのときに学んだと思うのですが… ウルフ可愛い。
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あいかわらずゆっくりと進む。エイラ18歳の冬から春の冬解けまでのお話である。 (あらすじ) 旅の途中、思いがけぬ愛の相克に悩むエイラ。 マンモスを狩る一族のもとでの暮らしが始まるが、エイラの心は一族の彫り師ラネクとジョンダラーとの間で揺れ動く。嫉妬でひびの入ったジョンダラーとの絆...
あいかわらずゆっくりと進む。エイラ18歳の冬から春の冬解けまでのお話である。 (あらすじ) 旅の途中、思いがけぬ愛の相克に悩むエイラ。 マンモスを狩る一族のもとでの暮らしが始まるが、エイラの心は一族の彫り師ラネクとジョンダラーとの間で揺れ動く。嫉妬でひびの入ったジョンダラーとの絆をどうするか、エイラは決断を迫られる。 Amazonの説明は以上。この三角関係の描写はまるで韓国のメロドラマなので、飛ばして読んでOK。魅力的なのは、あいかわらずクロマニヨン人の一族の描写である。エイラはいったんライオン族の一員となる。そのための儀式が終わったあと、ひと冬を過ごす間に、エイラは親を亡くした子狼を一族に迎え入れる。 その間に、蒸風呂や複雑な毛皮の洋服の作り方、エイラの縫い針の発明、骨で作る鍬や鋤など様々な驚くべき「技術」が紹介される。 それよりも、興味深いのはときおり起こる諍いに対するこの一族の解決法である。 「ここに〈話の杖〉がある」タルートはそう言って杖を高くかかげ、自分の言葉をさらに強調した。「これよりこの問題をなごやかに話し合い、誰にも公平な解決をはかろうではないか」 「母なる女神の名において、誰であろうと〈話の杖〉の名誉をけがさぬように」トゥリーがそう言い添えた。「さて、最初に発言したい者はだれ?」(328p) マンモスの骨で出来たテントの中で約20人ぐらいが生活している一族。村の決め事や諍いは全員一致が原則でこのように徹底的話し合われる。 エイラが元いたネアンデルタール人の氏族では、意見を主張し合う場はあったが、最終的にリーダーの決定に、意に沿おうと沿わまいとみんな従わねばならなかった。エイラはその方がいいと思っていたし、クロマニヨン人のリーダーのタルートには人々を抑える力を持っていないと疑っていた。しかし、実際はタルートは騒ぎが一線を越えてまで大きくなることを許しはしない。自らの意思を押し付けるだけの力はあるが、タルートはそんなことはせずに、人々の合意を取り付け、意見の歩み寄りと擦り合わせをうながすことで族を束ねているのである。タルートは人々を重んじることで、人々から重んじられているのである。エイラは次第とそのことに気がついてゆく。 これは、「言葉」によって社会生活のあらゆる革新を成し遂げて来た我々の祖先(クロマニョン人)が、必然的に身につけた「知恵」だろう。 かのヒトラーは「人間が生きたり動物界の上に君臨したりするのは、人間性という原理のおかげではなく、ひとえにもっとも残忍な闘争のためだ。」と主張したという。 しかし、そうではない。「エイラ地上の旅人シリーズ」を読めば読むほど、闘争ではなく、話し合いと助け合いこそ、人間を他の動物と違うものにしたのだと思い知る。 2013年11月1日読了
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うーん、ジョンダラーもエイラもいい加減にしなさい!ってくらい鈍いというか確かめないというか・・・往年の少女漫画も真っ青なすれ違い。
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