- 中古
- 書籍
- 新書
正義論の名著 ちくま新書
定価 ¥946
330円 定価より616円(65%)おトク
獲得ポイント3P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2011/06/08 |
JAN | 9784480066121 |
- 書籍
- 新書
正義論の名著
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
正義論の名著
¥330
在庫なし
商品レビュー
4
14件のお客様レビュー
ギリシャで登場した「正義(デイケー)」という概念について、西洋の政治哲学がどのように考えてきたのかをコンパクトにまとめたもの。ときに徳の中身として道徳哲学的に説かれ、ときに国家の正当性の基準として社会哲学的に説かれる「正義」について考えるはじめの一歩となる本だった。 (2024....
ギリシャで登場した「正義(デイケー)」という概念について、西洋の政治哲学がどのように考えてきたのかをコンパクトにまとめたもの。ときに徳の中身として道徳哲学的に説かれ、ときに国家の正当性の基準として社会哲学的に説かれる「正義」について考えるはじめの一歩となる本だった。 (2024.04.07)
Posted by
社会契約論と市民社会論の対立をヘーゲルが思想的に統合したものの、マルクスとニーチェによって崩壊。との事だが、そういう風に考えたことはなかったので勉強になったし、単なる名著紹介に留まらず、思想史的な潮流の整理にもなる。 結局、社会契約論はロールズによってリニューアルされ、「ロールズ...
社会契約論と市民社会論の対立をヘーゲルが思想的に統合したものの、マルクスとニーチェによって崩壊。との事だが、そういう風に考えたことはなかったので勉強になったし、単なる名著紹介に留まらず、思想史的な潮流の整理にもなる。 結局、社会契約論はロールズによってリニューアルされ、「ロールズ産業」という形である種の復活を遂げたように思うが、市民社会論はフランクフルト学派によってリニューアルされたと考えるべきなのか、そして両者は対立関係にあるのか否か等々が本書からはわかりにくかった。もうそのような二項対立で考える時代でもないのかもしれないが。
Posted by
『オデュッセイア』からデリダまで、歴史を振り返るかたちで「正義」の移り変わりが一気に読めた。ちくま新書の名著シリーズの中で、本書がいちばん流れがつかみやすかった。
Posted by