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「ワンピース世代」の反乱、「ガンダム世代」の憂鬱
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「ワンピース世代」の反乱、「ガンダム世代」の憂鬱

鈴木貴博【著】

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「ワンピース世代」の反乱、「ガンダム世代」の憂鬱

定価 ¥1,540

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2011/06/06
JAN 9784023309463

「ワンピース世代」の反乱、「ガンダム世代」の憂鬱

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商品レビュー

3.5

56件のお客様レビュー

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2019/05/09

ハッキリ言うと、この本はただのエッセイである。 面白いと感じた箇所は以下の通り。 ↓↓↓ 流行している物語には、流行する理由がある。 世相を反映している。 50代:ガンダム。組織に殉じる必要がある 30代:ONE PIECE。自由と仲間が第一

Posted by ブクログ

2019/05/03

ワンピース世代のコミュニケーション能力の高さが仲間内のみで発揮されることに納得。自由と仲間、意思決定を自分で行うことへの価値を見出す点もよく分かる。 著者がガンダム世代ということもあり、その世代を自虐的に書いているところが気になった。 ガンダム世代のキーワードが、組織への従属とニ...

ワンピース世代のコミュニケーション能力の高さが仲間内のみで発揮されることに納得。自由と仲間、意思決定を自分で行うことへの価値を見出す点もよく分かる。 著者がガンダム世代ということもあり、その世代を自虐的に書いているところが気になった。 ガンダム世代のキーワードが、組織への従属とニュータイプへの憧れと、基本的に良い側面が感じられにくいワードになっていることからも、上の年代への自虐観が透けて見える。 後半、たとえ話のところから論が失速した感がある。

Posted by ブクログ

2018/12/22

 「ジェネレーションギャップ」をそれぞれの世代のマンガになぞらえて紹介したビジネス書。  が、タイトルのわりに(?)けっこうシビアな内容で読み応えがあった。  最終章がストーリー予想という小説風のよみものにあてられていいるのだが、三番目のが一番おもしろかった。 =========...

 「ジェネレーションギャップ」をそれぞれの世代のマンガになぞらえて紹介したビジネス書。  が、タイトルのわりに(?)けっこうシビアな内容で読み応えがあった。  最終章がストーリー予想という小説風のよみものにあてられていいるのだが、三番目のが一番おもしろかった。 ========================== P23 『機動戦士ガンダム』に影響を受けた世代は、組織は理不尽なものと理解しつつも、そこに所属することをよしとしている。一方で、『ワンピース』に影響を受けた若い世代は、組織への所属よりも仲間への所属を由としている。 P94(柔道界の至宝、石井選手と、斉藤監督との確執を例に挙げ)  結局のところ、この寓話における”悲劇”とは何だったのだろうか。  コミュニケーション能力が仕事の業績を左右するような会社であれば、コミュニケーション能力の低いもの通りの軋轢が起こっても、大きな問題ではないかもしれない。(略)  しかし、そうではなく、別のスキルが業績を左右するような組織、たとえば研究開発現場、事業開発の仕事やITなど、コミュニケーションの能力よりも個人のスキルが会社の将来の価値に直結するような分野では、優秀な若手がやめるということは、将来の大きな損失に繋がる。  (略)ワンピース世代は新しいやり方で成果を出す傾向がある。ひとつの理由は若者という存在がいつの時代でも新しい現実に向き合う柔軟性が高いため、変化のある場所では若者の方が早く新しいルールに順応するからである。そしてもうひとつは、ワンピース世代の方が成果に意味を見いだす傾向が強いという点も重要である。 P105  ガンダム世代の管理職は、第1章で論じたように、表面的には正しいことに一旦従うという行動規範を青年期に身につけてきた。(略)なぜか。それは現実の世の中はどうしようもなく複雑で、絶望的なほどの矛盾に満ちているということを知って育った世代が、生きていくために身につけたガンダム世代なりの処世術だと私はそのことを捉えている。 P119  矛盾や虚構に気づいた上で、その虚構に乗って時代を生きる(のが、ガンダム)世代。 P120  この「人は革新する」ということと「社会は革新できない」という対局的なガンダムの世界観は、この時代の若者が存在した実社会での現実と奇妙に符号していた。(略)  自分自身は革新していくが、社会や組織は変われずに矛盾を抱えたまま存在する。その矛盾を飲み込んでわれわれは存在していく。苦悩の美学がそこには存在していた。 =========== 2020年の二重政府  若者が年金や税金の支払いをボイコットし、SNSで繋がったいっけん非合法すれすれの組織で結託している社会。  彼らは政府にサボタージュというカタチで反抗し、いっぽうで自分たちの「リーダー」を守るためには労を惜しまない。  そんな彼らの屋台骨が、仮想通貨が支える地下経済である、というストーリー。

Posted by ブクログ

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