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聖職の碑 新装版 講談社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2011/06/15 |
| JAN | 9784062769914 |
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聖職の碑 新装版
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商品レビュー
4.2
26件のお客様レビュー
テーマは、1913年に実際に起きた木曽駒ヶ岳での遭難事故を背景に、教育と自然の厳しさが織り交ぜられた物語です。主人公である校長の人間関係を通じて、理想主義と実践主義の教育の対立が描かれ、特に子どもたちが犠牲となったことに重い意味が込められています。遭難後の緊迫感は非常にリアルで、著者の筆力が際立っています。また、現代の天気予報が発達した今だからこそ、自然の脅威を再認識する重要性が強調されています。山好きにはたまらない読み応えがあり、教育的な視点も取り入れられているため、多角的に楽しめる作品です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
我々令和の登山者は、この百年で大きく登山環境が恵まれたことを感謝しなければならない。気象予報の大きな発展は、この本から学ぶところ。 宿泊予定の山小屋が吹っ飛んで焚き火の薪になるってどういうこと!!
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木曽駒ヶ岳の東に延びる馬の背と言われる尾根にある山岳遭難の鎮魂碑。新田次郎の小説「聖職の碑」にもなった。今回好天のもと訪れることができ、山旅の安全を祈願した。
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これが実話なんて、言葉を失ってしまう。著者が取材した当時ですでに事故から約60年経っていて、存命していた生還者もたった3人。もし著者の取材が少しでも遅れたら生の証言は取れなかっただろうと思うと、よくぞ言葉に残してくれたと感謝の念を覚えます。取材後記も読み応えたっぷり。元気象予報官...
これが実話なんて、言葉を失ってしまう。著者が取材した当時ですでに事故から約60年経っていて、存命していた生還者もたった3人。もし著者の取材が少しでも遅れたら生の証言は取れなかっただろうと思うと、よくぞ言葉に残してくれたと感謝の念を覚えます。取材後記も読み応えたっぷり。元気象予報官だからこそ、当時の気象図と実際の地形を見て「強い西風が吹いていたけれど東向きの洞窟に逃げ込んだから助かった」のような考察ができるわけで。知識と現地取材に裏打ちされた記述にスリルを覚えました。 そして一般市民としてはやはり、「こういう状況下で死なないためにはどうしたらいいだろう」と考えながら読むことになります。本書での結論は、パニックを起こさない、データ(過去の経験や地図)と自分の感覚を信じる(風が強いところへ行かないなど)、そして何より事前準備に尽きるのかなと。毛糸のジャケツなど、装備を固めていた人は子どもでも助かりました。 ところで気象図や地図などデータに裏打ちされた論理的記述が進む中、「母親がお百度参りしたから助かった」とか「赤羽校長の幽霊が世話してくれた」みたいな超科学的話が飛び出してどうもちぐはぐな印象を受けたんですが、取材後記によるとそれは取材対象者の証言なんですね。とりわけお百度参りの話は取材対象者が「ぜひ内容に入れてくれ」と言ったそうで。私が著者か編集者ならカットするかな…。それでも盛り込んだ新田次郎のお人柄を感じます。そして、人智を超えた何かの力も。
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