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一命 講談社文庫
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一命 講談社文庫

滝口康彦【著】

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一命 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2011/06/15
JAN 9784062770095

一命

¥220

商品レビュー

3.5

23件のお客様レビュー

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2013/08/22

滝口康彦の代表作選集

異聞浪人記、貞女の櫛、謀殺、上意討ち心得、高柳父子、拝領妻始末 佐賀県多久の作家、滝口康彦の短編集。 過去の講談社文庫に掲載されている作品を、異聞浪人記の映画化(映画題名は「一命」)にあわせて再度編集発売されたもので、代表作が手軽に読めるようになったのはありがたいのですが...

異聞浪人記、貞女の櫛、謀殺、上意討ち心得、高柳父子、拝領妻始末 佐賀県多久の作家、滝口康彦の短編集。 過去の講談社文庫に掲載されている作品を、異聞浪人記の映画化(映画題名は「一命」)にあわせて再度編集発売されたもので、代表作が手軽に読めるようになったのはありがたいのですが、しかしまあ、本の題名まで一命にしなくても…。

いけだ

2019/12/12

滝口康彦 「 一命 」 あまり読んだことがない時代小説であるが、武家社会のルールや慣習に批判的な論調であり、現在的な目線で読むことができる 殉死を扱った「高柳父子」は ネット時代の衆愚さにも当てはまるし、「貞女の櫛」「謀殺」はサスペンス要素あり。 ただ 解説で 武家社会を ...

滝口康彦 「 一命 」 あまり読んだことがない時代小説であるが、武家社会のルールや慣習に批判的な論調であり、現在的な目線で読むことができる 殉死を扱った「高柳父子」は ネット時代の衆愚さにも当てはまるし、「貞女の櫛」「謀殺」はサスペンス要素あり。 ただ 解説で 武家社会を 現代の会社組織に見立てたり、日本人論として展開するのは、違和感がある 貞女の櫛〜櫛が意味するもの→苦死? 高柳父子 *殉死に追いやったのは、殉死を 至高の道義とみなす 愚かな慣習であり、それを墨守しようとする〜無責任な世間の声である *誤った正義への批判 士道 *山鹿語類に代表される士道 *かけがいのない一瞬を大切に生きるための道徳律 *死を真の奉公と考える武士道とは対極にある *人の上に立つ武士に何より礼節を求めた *主君が悪政を行えば諫言し、忠告を聞き入れないときは辞職

Posted by ブクログ

2017/03/08

とても短い短編集だけれど、読みごたえのあるものばかりでした。 感情をこれ程振り回してくれる文章を書ける人にはなかなか出会えない。 他の本も読んでみたいけれど、手に入り難いのが残念。気長に探すか。

Posted by ブクログ