十一月の扉 講談社青い鳥文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 児童書
  • 1205-02-20

十一月の扉 講談社青い鳥文庫

高楼方子【作】, 千葉史子【絵】

追加する に追加する

十一月の扉 講談社青い鳥文庫

定価 ¥990

770 定価より220円(22%)おトク

獲得ポイント7P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2011/06/13
JAN 9784062852166

十一月の扉

¥770

商品レビュー

3.6

6件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/11/04

大人になってから、改めて青い鳥文庫版で購入。スタジオジブリの『耳をすませば』、それから『コクリコ坂から』の女たちが棲む家に憧れるひとは是非。

Posted by ブクログ

2020/11/22

中学生の女の子が一ヶ月だけ十一月荘に下宿する。家族と離れて他人と暮らしながら自分を見つめ直していくお話。爽子ちゃんが書いたお話も間に挟んであるので一緒にそっちの世界も楽しめる。魅力的な場所に魅力的な人ばかりでこんなとこ見つけたら私だって住みたい。木皿泉さんの「すいか」を思い出させ...

中学生の女の子が一ヶ月だけ十一月荘に下宿する。家族と離れて他人と暮らしながら自分を見つめ直していくお話。爽子ちゃんが書いたお話も間に挟んであるので一緒にそっちの世界も楽しめる。魅力的な場所に魅力的な人ばかりでこんなとこ見つけたら私だって住みたい。木皿泉さんの「すいか」を思い出させる。自分が変わると周りも変わるんだな。おもしろかった。

Posted by ブクログ

2017/06/07

ひょんなことで「十一月荘」で2ヶ月を過ごすことになった女子中学生の物語。出来事のメインは、主人公を取り巻く大人や子どもたちとの交流がひとつ、もう一つは主人公が書く「ドードー森の物語」と現実の出来事がシンクロして生まれるあれこれ。 年頃の女の子が新しい環境に放り込まれて、そこで成長...

ひょんなことで「十一月荘」で2ヶ月を過ごすことになった女子中学生の物語。出来事のメインは、主人公を取り巻く大人や子どもたちとの交流がひとつ、もう一つは主人公が書く「ドードー森の物語」と現実の出来事がシンクロして生まれるあれこれ。 年頃の女の子が新しい環境に放り込まれて、そこで成長してゆく物語というのはさほど目新しくないが、主人公が紡ぎ出す物語と日常の出来事をこれほどまでにしっかりとシンクロさせて成功した作品はあまり例がないのではないか。 主人公の心のゆれが「物書きあるある」すぎて、身につまされたのだが、後書きを読むと、中学生のころから物語づくりに勤しんだ作者の体験がかなり入り交じっているようで、とても納得。 日常の出来事を丁寧に拾い上げて描き出されてゆく物語で、しかも幸せ感が半端なく、同時にこの幸せな日々が限定されていることで(十一月荘での生活は2ヶ月のみ)切なさを誘う。

Posted by ブクログ