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天災と国防 講談社学術文庫2057
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天災と国防 講談社学術文庫2057

寺田寅彦(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2011/06/13
JAN 9784062920575

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天災と国防

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4.1

24件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 天災備えの重要性
  • 災害教育の必要性
  • 科学者の論理的視点
  • 人間の無関心さ分析
  • 震災経験の教訓
  • 文明と自然の対立
  • 災害と人災の関係
  • 社会の脆弱性考察
  • 古典的随筆の再構成
  • 現代災害問題の示唆

災害に対する備えと人間の本質を考察した本書は、古典的な随筆を再構成し、時代を超えて響く金言が詰まっています。著者は大正から昭和初期にかけての経験を基に、天災がもたらす影響と、それに対する人間の無関心さを鋭く指摘。文明の進化が逆に災害の被害を拡大させる皮肉や、冷静な視点からの分析が魅力です。また、科学者らしい論理的な文体は、現代における災害問題に対しても示唆に富んでおり、読者に深い思索を促します。解説も充実しており、災害教育の重要性を再認識させる一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2025/12/19

東海村臨界事故で被爆された人の治療記録をおったドキュメンタリー番組の中で、引用された「正当に恐れることは難しい」という寺田寅彦の言葉が印象的だった。恐れなさ過ぎるのも恐れ過ぎのも、どちらもダメ。

Posted by ブクログ

2024/05/17

全部で12編からなるエッセイ、小論。地球物理学者としての寺田虎彦が、科学者の視点から、天災に対して人間が常日頃から持っておくべき意識について書かれている。畑村洋太郎が解説でとてもうまく説明してくれている。太平洋戦争の前に書かれたものだが、全く色あせていない。 ■「構成要素」「マイ...

全部で12編からなるエッセイ、小論。地球物理学者としての寺田虎彦が、科学者の視点から、天災に対して人間が常日頃から持っておくべき意識について書かれている。畑村洋太郎が解説でとてもうまく説明してくれている。太平洋戦争の前に書かれたものだが、全く色あせていない。 ■「構成要素」「マイクロメカニズム」「マクロメカニズム」「全体像」  「定量化」「時間軸」 の6つが、寺田寅彦が事柄や現象を見るときの視点。 ■文明が進むほど天災による損害の程度も累進する傾向がある ■誰の責任かを問うよりも大切なことは今後同様な災難を少なくしていくかが重要 ■「地震の現象」と「地震による災害」は区別して考えなければならない。現象の方は人間の力でどうにもならなくても、災害の方は注意次第でどんなにでも軽減されうる可能性がある。

Posted by ブクログ

2023/11/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 本著も「ドストエフスキイの生活(小林秀雄著)」同様、「地震と社会〈下〉(外岡秀俊著)」に言及があったので読んだ。  ほんと、寺田寅彦の「「地震の現象」と「地震による災害」とは区別して考えなければならない。現象のほうは人間の力でどうにもならなくても「災害」のほうは注意次第でどんなんにでも軽減されうる可能性があるのである。(p 38)」のひと言は、当たり前ながらも、秀逸だ。  でも、学者が前もって警告しても被災者(一般人)は時が過ぎれば覚えてられないということを「つまり、これが人間界の「現象」なのである。(p137)」と至極ニュートラルな立場で語る。でも寅彦は悲観して終わることなく、「教育」の大切さを説く。  一方、「文明が進むほど天災による損害の程度も累進する傾向があるという事実を十分に自覚して(後略)」という寅彦の言葉、これをどれほどの現代人が心して科学技術を享受しているのか...。寅彦にしてみれば氏の憂はより確実なものになっている。透徹した見識を持つ寺田寅彦に、改めて、会えた一冊だ。

Posted by ブクログ

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