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音が聞こえる
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音が聞こえる

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 音楽出版社
発売年月日 2011/06/13
JAN 9784861710735

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商品レビュー

4

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2011/06/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

様々なミュージシャン達が、想い出の品物について語ったものを、 天辰保文さんがまとめたもののようだ。文章には、その品物を撮影した高木あつ子さんの写真が添えられていて、短いながらも深い、モノクロームのゆったりした世界となっている。 取り上げられている人は、まずはジョン・レノン。あの、血まみれのメガネから連載はスタートしている。続いては仲井戸麗市。チャボが持参したのは万年筆だ。この他には、山下久美子、高橋幸宏、大貫妙子、土屋公平、加藤和彦、佐野元春、鈴木茂、林立夫…など、錚々たるメンツが顔を揃える。彼ら彼女らが語るのが、直接音楽の話ではないところがいい。しかし、タイトルにあるように、そこからは音が聴こえるのである。歌や音楽について、早川義夫的な定義に共感する僕としては、この本は何が音楽なのか…を、あらためて考えてみる機会も与えてくれたように思う。

Posted by ブクログ