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定本 夜戦と永遠(下) フーコー・ラカン・ルジャンドル 河出文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2011/06/06 |
JAN | 9784309410883 |
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商品レビュー
4.4
8件のお客様レビュー
革命の蠢き 「切り取れ、あの祈る手を」の理路をより丁寧に辿っていくことができる著作 ルジャンドルとフーコーの対立の底にある奇妙なまでの協奏を描き出し、超歴史的なものへの反抗の超歴史性が浮かび上がってくる ルジャンドルについて体系的な記述を読めたのがはじめてだったので、それが極め...
革命の蠢き 「切り取れ、あの祈る手を」の理路をより丁寧に辿っていくことができる著作 ルジャンドルとフーコーの対立の底にある奇妙なまでの協奏を描き出し、超歴史的なものへの反抗の超歴史性が浮かび上がってくる ルジャンドルについて体系的な記述を読めたのがはじめてだったので、それが極めて興味深かった。 フーコーの理路を辿る著述も明快で正確。フーコー入門としてこれ以上のものもないのではないか。 読んで狂わずにいることなどできない。 人生が変わる著作である。
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筆者の饒舌ぶりは美麗さなど伴ってはいないし、むしろ自身の論理の欠陥を補うアップリケのように思われる。その最たるものが、執拗に繰り返される倒置であり、時にページの半分にも及ぶ傍点であろう。筆者は論理で読ませるのではなく、まるで目の前に語るときに、大切なところを大きな声で汗ばみながら...
筆者の饒舌ぶりは美麗さなど伴ってはいないし、むしろ自身の論理の欠陥を補うアップリケのように思われる。その最たるものが、執拗に繰り返される倒置であり、時にページの半分にも及ぶ傍点であろう。筆者は論理で読ませるのではなく、まるで目の前に語るときに、大切なところを大きな声で汗ばみながら必死な形相で語るのと似たことを、文体の中でやっている。それをどう評するかは人によって分かれるだろうが、個人的には余裕を演じる必死さや論理を覆い隠す情動には、冷やかな視線を向けることしかできない。
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痛快。面白かった。理解度や把握度は低いがその文から、文と文から、文と文と文から、立ち上る香りをめいっぱい吸い込んだ。 ラカンが、ルジャンドルが、そしてフーコーが何を言っているかを概説しつつ、彼らから何を読み取るべきかをその特有の太い文体でもって論じている。この3名を引くことでその...
痛快。面白かった。理解度や把握度は低いがその文から、文と文から、文と文と文から、立ち上る香りをめいっぱい吸い込んだ。 ラカンが、ルジャンドルが、そしてフーコーが何を言っているかを概説しつつ、彼らから何を読み取るべきかをその特有の太い文体でもって論じている。この3名を引くことでその論旨はより堅固で強靭なものとなる。糸と糸と糸を編み上げるとこのような書物になる。言うまでも無いが、3名以外も登場する。 「Aさんがこう言っていました。Bさんはこう言いました。Cさんはこう言い、そしてDさんはこんな風に言いました」 しかしながら、「つまり」と「しかし」の連続に頭が付いていかなかった箇所も多い。私の読解力の貧弱さゆえか、彼ら(特にフーコー)の理路の遠大さなのか。その文脈は濁流によく似た清流であり、高透過度を維持しつつも濃厚系である。その文圧にその都度たじろいだ。 思想家、哲学者は目に見える、事実とされているものそれぞれを具に確認し、それらの「あいだ」にある目に見えないモノ・概念について語る。語ろうとする。 そしてそれらにはまた「あいだ」が生じ、また次の概念が生まれる。その存在の有無も分からないままに、あるいは在ることを仮前提してその諸概念について論考を進める。こういう営為が永遠に続くのだろうと思えてくる。構造的に結論は出ないことになっている。関係性はあるにせよ。 精神分析、心理学と哲学のその双方のスタンスと距離感についても自分としては発見と収穫があった。 それにしても法、政治、統治、性と生、書くこと、読むこと…その対象領域の広大さが何とも果てしなく眩暈がするほどであった。 筆者は「何も変わらない」と連呼している。このことの真意を噛み締めたいところ。
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