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なぜ「神」なのですか 聖書のキーワードのルーツを求めて
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なぜ「神」なのですか 聖書のキーワードのルーツを求めて

南條俊二【著】

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なぜ「神」なのですか 聖書のキーワードのルーツを求めて

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 燦葉出版社
発売年月日 2011/06/01
JAN 9784879251015

なぜ「神」なのですか

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2011/08/31

【レビュー】 尊敬される政治家が日経新聞に、書は①情報本と②人格陶冶・土台となるもの、の2種を読むべきだが、最近は①に傾斜しすぎとあった。全く同意見。そして②に関して本書はなかなか優れていると思う。キリスト教に関する知識が必要なのが難点だが。 【特記事項】 ●中国語から日本語への...

【レビュー】 尊敬される政治家が日経新聞に、書は①情報本と②人格陶冶・土台となるもの、の2種を読むべきだが、最近は①に傾斜しすぎとあった。全く同意見。そして②に関して本書はなかなか優れていると思う。キリスト教に関する知識が必要なのが難点だが。 【特記事項】 ●中国語から日本語への聖書翻訳があったが、中国語聖書を作るときに、イギリス人は「上帝」を主張し、アメリカ人は「神」を主張した。 ・大正改訳が行われる前、1893年に日本聖公会が出した祈祷文訂正委員報告には「『エホバ』なる語の使用」の項目があり、そこには「本委員会は『エホバ』なる語は英米両祈祷文に『ロード』とある如く祈祷書中に詩篇をも合して主なる語を使用するの可なるを認む」とした。 ●「神」の輸出元、中国のカトリック教会では「天主」が今でも使用されている。 ・パスカルのすすめ:神はいる、と賭けて当って勝ったら死後は天国へ。外れて負けても死後は虚無だけ。 ●太平洋戦争中は「神」ではなく「天主」が使われた。天皇を「神」としていたから。 ●ネストリウス派に関する中国の古代碑文には「神」が「阿修羅」と表記されている。これはアッラーと整合性がある。 ・中国のプロテスタント教会は最近まで上帝としていたが、神とすることも多くなった。カトリックは天主 ●英語のGodはウルフィラが発明したゴート語「Guth」が元に成っている。これは「話しかけられる存在」「相談相手」という意味だったが、ウルフィラの時代には死語になっていた。 ・ジョージ・ハワードのギリシャ語聖書におけるテトラグラマトンの使用に関する論文が本書でも言及されている。 ●『改訂版カトリック聖書新注解書』 ●門脇佳吉:聖書の唯一の神はひどく誤解され嫌われている。第一に、唯一の神の一を数学的な一と解釈して排他的な神と思い込んでいる。第二に、日本人の大部分は聖書をよく読んでいないために、キリスト教は西洋の神だから理性に基く神である、と思っている。 ●「カトリック教会のカテキズム」の中で、神が神秘であるのと同じように、神の名は神秘的です。それは明かされる名であると同時に、名づけることの拒否とも取れます←意味不明 ・教皇庁の公式ホームページにも聖書解説があるらしい。 ●桑原『大秦景教流行中国碑に就いて』

Posted by ブクログ

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