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“勘"入門 新版 五分先を瞬間に予知する法

福島秀雄【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東洋書院
発売年月日 2011/05/01
JAN 9784885944499

“勘"入門 新版

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2016/09/30

 勘がいい人の例として、著者が旧制高校時代の寮生相手の床屋さんの思い出が挙げられています。  黙って座ればピタリと当たる、という言い回しがありますが、この方もお客が座ったとたん、最近あった出来事などをズバリ当てたそうです。まるで名探偵か名占い師!  しかもお客さんの頭の形に合わせ...

 勘がいい人の例として、著者が旧制高校時代の寮生相手の床屋さんの思い出が挙げられています。  黙って座ればピタリと当たる、という言い回しがありますが、この方もお客が座ったとたん、最近あった出来事などをズバリ当てたそうです。まるで名探偵か名占い師!  しかもお客さんの頭の形に合わせて微妙なハサミ加減がうまかったそうです。  やはり一流の仕事人になるには、勘が必要ですね。       ブレーン・ストーミングの創始者であるオスボーンが勘に強くなる秘訣として、読書を挙げているという。  推理小説で犯人を推理するのは訓練になるという。  また、短編小説の半分だけ読んで後半を予測するという訓練もいいという。     「勘の鋭い有能な事業家、経営者などにも、推理小説愛好家が多く、独りで“犯人探し”に興じ、その合理的知性的直感ーひいては“勘”の訓練をして一石二鳥を狙う人も多いのです。」     そうですよねえ。これは心強い。  以前、ミステリーやSFといった“現実逃避本”は一切読まない、という経営者の本を読んだことありますが、人生にはミステリーもSFも必要ですよねえ。     人相学に通じた日本海軍の将官の話が紹介されています。  ヒトラーと会談した折、ヒトラーの人相を 「自己分裂、狂人型」と見抜き、ドイツとの同盟に反対したそうです。  一体この方は誰なんでしょうか。有名な話なんでしょうか。  私は初めて知りました。  ヒトラーと会談するくらいだから、相当の地位の方だと思われるのですが。  しかし、何で本書では名前が伏せられているのでしょうか。  歴史的事実ならば名前を明かしてもいいと思うのですが。      本書のテーマや問題意識や記述法は、丁度私が最近読んだばかりの『脳は直感している』佐々木正悟   http://booklog.jp/item/1/4396110642 と共通しています。  勘(直感)の例を色々と紹介し、それを使えるようにするにはどうしたらいいのか!?という本。 『脳は直感している』の著者・佐々木正悟氏は心理学の研究者で、色々と学術論文や学者の説を紹介されていました。  本書の著者は、占術の研究者であり実践者であり、著者の交友範囲や文学作品や歴史上から色々興味深い例を紹介されています。  本書にも一道を究めると他の道に通ずるという説が紹介されていますが、著者も一道を究めて他の道にも通じているようで、学識に富んだ大家の風格があり、読みやすいながらも味わい深い文章です。  それで、勘を得るための本書の結論は、要するに日本人なら何となく分かる武道の境地・いわゆる“腹”ということでしょうか。  何となく合氣道の達人・東平光一さんの著書にも通じるところがあると思いました。    http://iching.seesaa.net/article/442382454.html

Posted by ブクログ

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