３ 上田次郎のどん超シリーズ。本当に書籍になっていると知り購入。ドラマの上田調で綴られた生立ちからの半生がエンターテインメントとしてとても面白い。本自体しっかりとなりきりで作られており好感。なぜべすも読みたいところ。残りはドラマのプロットを上田目線で綴った感じ。 私に言わせれば、すべてのホラー現象は、ほらにすぎない。超常現象を恐れてはならない。Don’t be afraid!どんと来い、超常現象。

読書録「どんと来い、超常現象2010」2 著者　上田次郎 出版　Gakken P29より引用 “馬鹿げたことと思うかもしれないが、あの厳格な父が言うのだ から、確かに先祖は天狗だったに違いない。” 　目次から抜粋引用 “超常現象を恐れるな! 　私も劣等生だった! 　科学との出会い、そして初めての失恋 　消えた村人たち 　森に棲む妖術使い” 　テレビドラマ「トリック」に登場した大学教授が書いたという 設定の、ドラマエピソードのパロディ。 　著者の超常現象に対する姿勢から各事件での活躍まで、大きく 太い文字で書かれています。 　上記の引用は、山登りをした後の父の言葉を受けての一文。 超常現象との対決姿勢を表しているのに、天狗を信じるというの はいかがなものかと思いました。まあここも笑うところなのかも しれませんが。 　上田次郎を演じていた阿部寛氏の若かりし頃の写真や、その他 出演者の姿も添えられているので、ドラマのファンやそうでなく ても見たことのある人なら、より面白く読めると思います。 ーーーーー