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大切なひとのためにできること がんと闘った家族の物語
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大切なひとのためにできること がんと闘った家族の物語

清宮礼子(著者)

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大切なひとのためにできること がんと闘った家族の物語

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文芸社
発売年月日 2011/06/15
JAN 9784286102160

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商品レビュー

3.7

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2012/07/27

チェック項目14箇所。がん告知について、病気を受け入れる本人の性格を考えて告知すべきか家族全員で慎重に考える必要がある。がん治療の選択は情報が命です、主治医と治療に対する疑問や病状に関する変化や不安など、どんな些細なことでも積極的に情報交換をし、二人三脚で歩んでいくことが大切です...

チェック項目14箇所。がん告知について、病気を受け入れる本人の性格を考えて告知すべきか家族全員で慎重に考える必要がある。がん治療の選択は情報が命です、主治医と治療に対する疑問や病状に関する変化や不安など、どんな些細なことでも積極的に情報交換をし、二人三脚で歩んでいくことが大切です。がんと言う病気に対して常に無力感を抱いていたからか、父と一緒に何かを楽しむことができる、父のために何か行動できることがあると思うととても嬉しい気分になりました。通院の間の待ち時間も父との大切な時間だと感じいろいろな話をしました。父は病気と闘う努力をしながらもつらい現実を誰よりもしっかり受け止め、今自分がすべきことを一人できちんと考えていくべきだと強く思っていたのだと感じました、もしもの時のために自分がすべきこととは何か。最初からセカンドオピニオンを受けるなどして、より多くの知識を得て納得してから治療を受けることが大切と思います。最善の選択をしたと本人と家族がひとつひとつ納得して選択していくことはがんと言う病気と向き合う中で患者本人と家族の心のもっていきどころをも左右するもっとも大切なことなのです。何もしないという選択ーそれは何もすることができないという事実ー絶望で身を切られる思いでした。大きな精神的負担とダメージを抱えている家族や本人に対しての心のケアこそががん治療においては大切なのではと強く思いそれが結果的にないがしろにされがちな医療の現場にやり場のない残念な気持ちを感じざるを得ません。父に笑顔で接すること、楽しく話をすること、なるべく多く一緒にいること、それ以外にはなすすべがなくもって行き場のないやり切れない気持ちを常に抱えていました。父は酸素ボンベを引っ張って外に出るということ、何より自分がそんな状態になってしまったことにとてもショックを受けていたようでした。父は自分自身が「自分のことが何一つ自分の力でできなくなった」と言う一番なりたくなかった姿になってしまったことの無念さとそれでも戦い続ける意志の間で一人闘っていました。死んだ後の話をすることを生きているうちにしてほしくない、でも父は最後の最後まで家族を大変な目に合わせないように、守ってくれようとしてその気持ちを知って涙があふれました。

Posted by ブクログ

2012/02/11

感想としては、退屈だったんですが、 題材が題材だけに書き方が難しい。 闘病記ですが、 著者の方が前書きで「がん治療専門の関連本とは距離を置き」 「今後同じ経験をされる方の指針になれば」とわざわざ書かれています。 ということは基本的には「がん治療専門の関連本」と同じカテ...

感想としては、退屈だったんですが、 題材が題材だけに書き方が難しい。 闘病記ですが、 著者の方が前書きで「がん治療専門の関連本とは距離を置き」 「今後同じ経験をされる方の指針になれば」とわざわざ書かれています。 ということは基本的には「がん治療専門の関連本」と同じカテゴリーのもので、 そもそも感情移入して悲しんだり感動したりというものではないと解釈しました。 たしかに、昔から闘病系では泣いてしまう方なんですが、 これは読んでいてそういうふうに気持ちが高ぶる場面はなく、 教科書・解説本・参考書の類を読んでいるような感じでした。 2012.02.11★★☆☆☆

Posted by ブクログ

2011/05/29

著者である清宮礼子さんは映画「おくりびと」の宣伝担当をされていた方。奇しくもその仕事の最中にお父様ががん宣告を受ける。 日本では全死亡者の3割の方の死因が「がん」であり、死因順位では1位だそうだ。それなのに「がん」に対する知識はあまり持っていない自分自身に焦りを感じた。 大切な...

著者である清宮礼子さんは映画「おくりびと」の宣伝担当をされていた方。奇しくもその仕事の最中にお父様ががん宣告を受ける。 日本では全死亡者の3割の方の死因が「がん」であり、死因順位では1位だそうだ。それなのに「がん」に対する知識はあまり持っていない自分自身に焦りを感じた。 大切な家族との別れというものは、突然訪れることも少なくはない。そうして、その現実に直面したときに初めて、これまでの何気ない一瞬一瞬の大切さを痛感する。 本書は、いつでも強くてたくましい存在であった父が突然がん宣告を受け、徐々に身体も心も弱っていく姿を目にしながらも、必死に「がん」という病気と闘い続ける家族を、何の飾りもなくストレートに綴った本である。もちろん、がん宣告を受けた当人である著者のお父様も強い意志を持って、ギリギリまで闘い抜かれた。 もし、自分自身に、そして自分の家族に、両親に、同じことが起きたなら、ここまで強く立ち向かえるだろうか・・・。 突如受けた宣告は、本人や家族にショックを与えたけれど、闘うと決めた日から、家族それぞれが自分にできる最大のことをした。父は子供たちに余計な心配をかけぬように気を配り、母は夫の痛みを一緒に背負った。息子と娘は父のために何ができるかを必死で考え実行した。 一番辛いのは、何が最適なのかを選べない時だ。迷っている時間は無いのにもかかわらず、本当にこれでいいのか、この方法が最適なのかを悩み続ける日々。何が一番いいかなんていうのは、おそらく結果がでないとわからないことなんだ。それでも悩む。家族が苦しむ姿を見ては、他の方法もあったのでは?と自分を責めたりもする。 それでも、そのときに一生懸命に考え決断したことであれば、それが「最適」な方法なんだと私は思う。自分を含めて家族全員ができる全てのことをして選んだ方法。それはどんな結果をもたらしたとしても「最適」なんだと思いたい。 著者はセカンド・オピニオンを求めて、遠方まで行った。インターネット上の情報をできる限り集めた。知識を蓄えることが自分にできることだと思ったからだ。そうして、得た知識を父の治療に役立てていった。その知識のなかには辛い現実を突きつけるものもあっただろう。それでもそこから逃げることはしなかった。 著者が精神的にとてつもなく強い人だ・・・とは言わない。やはり普通の一人の女性。父を失うかもしれないという恐怖も綴られている。 周りの家族の気持ちも読んでいて辛くなるが、自分自身の死と立ち向かわざるを得なかった著者のお父様の気持ちは如何ばかりか・・・と思うにつれ、胸がつぶれそうになる。 家族が「がん」と宣告されてから見送るまでの21ヶ月間を綴った本書。そこから私たちが得られるものも大きい。自分に照らし合わせて、今できることを考えさせられた。今だからできることも多いのだ。 映画「おくりびと」のキャッチコピーは 『人は誰でも いつか、おくりびと、おくられびと - 』 命には限りがある。だからこそ、一瞬一瞬を大切にしなければ。 改めて強く心に刻んでおこう。 闘病記のほか、がん治療や保険等の情報、主治医との関係、セカンド・オピニオンの重要性など、いろんなことを知ることができる。 一度、手に取ってみられてはいかがだろうか。

Posted by ブクログ

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