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草の花 俳風三麗花
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2011/05/25 |
JAN | 9784163805306 |
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草の花
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商品レビュー
3
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
文庫化を待っていたら何となく読み漏らしていました。 『俳風三麗花』の続編。 前作は確か三浦しをんの書評でちょっと興味を惹かれて、読んでみたら大当たりだったんです。 今回は満州を主な舞台に、激動の時代を生きる“三麗花”の姿が描かれます。 川島芳子、甘粕正彦、高浜虚子、永井荷風など実在の人物も登場して、前作よりも物語世界は大きく広がりますが、その分、俳句の数は少なめ。 まぁ、俳句をのんびり詠んでいられる時代じゃなかったということでしょうけど。 それだけに、最後が句会の場面で締めくくられるのは、平和な時代が戻ってきたということを象徴しているように思われます。
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俳風三麗花の続編。 前作が戦争に向かってどんどん暗くなって行く世相を背景に、三人の女性を主人公にした句会小説だったが、本作は、二二六事件から終戦、満州からの引き上げと激動の歴史の中で翻弄される三人の姿を描いている。 ちょっとスケールが大きすぎる気もするが、俳句の推敲過程がよくわか...
俳風三麗花の続編。 前作が戦争に向かってどんどん暗くなって行く世相を背景に、三人の女性を主人公にした句会小説だったが、本作は、二二六事件から終戦、満州からの引き上げと激動の歴史の中で翻弄される三人の姿を描いている。 ちょっとスケールが大きすぎる気もするが、俳句の推敲過程がよくわかるのは前作と同じ。
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残念ながら1よりも面白くなかった。 時代に重々しさが出ていないし、俳句小説の楽しさもない。 中途半端な印象だった。 川島芳子がでてきたあたり、前半は楽しめたのだけど、だんだん荒唐無稽大判風呂敷になって、へ?と思ううちに終了。残念です。 とくに、甘粕と寿子のくだりは必要ないと思う。...
残念ながら1よりも面白くなかった。 時代に重々しさが出ていないし、俳句小説の楽しさもない。 中途半端な印象だった。 川島芳子がでてきたあたり、前半は楽しめたのだけど、だんだん荒唐無稽大判風呂敷になって、へ?と思ううちに終了。残念です。 とくに、甘粕と寿子のくだりは必要ないと思う。 なんだか空虚な作品だった。
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