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新宿スペースインベーダー
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新宿スペースインベーダー
¥825
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
子供に日記を書かせて、親が大人の知恵を入れたらこういう風になるのかな。期待して読んだだけにちょっと物足りない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
水木先生の少年時代から50年位たった東京、新宿が舞台 主人公は赤江祐一=玉袋筋太郎とカッチャン、マルチン、タカシ、ヤスの5人組 オイラには懐かしい景色、想像できる景色 小説としてはそれほど面白くない 面白おかしく喋る玉ちゃんらしい文章だけど、事件のドキドキがちょっと弱い もっと分かりやすいウソだけど、物語をつくちゃっても良かったんじゃなかろうか あとがきで「あの部分はウソ」って書いても良いんだし ただただ、あの頃の少年たちで終わってるのが残念
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新宿にはまったく縁がない。 なにしろ前に行ったのは2年ほど前だ。まともに目的の場所へ悩まずに行ったことがない。大都会だ。 しかもこの話はさらに縁がない西新宿の話ときている。人の生活の息吹なんてこれっぽっちもないと思ってた。 が、この話約30年前とはいえ、都会の谷間に普通の少年たち...
新宿にはまったく縁がない。 なにしろ前に行ったのは2年ほど前だ。まともに目的の場所へ悩まずに行ったことがない。大都会だ。 しかもこの話はさらに縁がない西新宿の話ときている。人の生活の息吹なんてこれっぽっちもないと思ってた。 が、この話約30年前とはいえ、都会の谷間に普通の少年たちが、普通に暮らし、都会のアイテムを手玉にとって暮らしていることに驚きを覚えた。同時に銭湯、豆腐屋、駄菓子屋、空き地・・・当たり前のように懐かしいアイテムも出てくる。 そして一つ一つのエピソードが痛快だったり、大人に抗えない哀愁もあり、大人になりつつあるもやもやも抱えているいい少年小説だ。 少年が出てくる小説は時として面白いがちょっとせつないところがよい。 舞台となった新宿の30年前の航空写真と、googleマップで現在の同じ場所を比べてみた。現在は見事にビルだらけ。作中に登場した建物はほとんどなくなっていた。この作品のシンボル的な存在となっている柏木公園を地軸にして回りの景色が一転している気さえして愕然とした。 作中からあふれるせつなさはこういうことも要因のひとつだろうと思った。
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