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暴走する原発 チェルノブイリから福島へ これから起こる本当のこと
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暴走する原発 チェルノブイリから福島へ これから起こる本当のこと

広河隆一【著】

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暴走する原発 チェルノブイリから福島へ これから起こる本当のこと

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2011/05/23
JAN 9784093881906

暴走する原発

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商品レビュー

3.8

10件のお客様レビュー

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2015/11/02

原発の問題は本当に根が深いです。チェルノブイリ事故が今どうなっているのか? 過去にアメリカでもあった原発の深い問題。。これを読むと本当に東京に住めるのか、日本に住めるのか? と不安になります。

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2014/11/18

半分くらい読み途中段階でのメモ。 チェルノブイリの話が大半。 当時の各国の混乱はとても伝わってくるので、チェルノブイリ資料としては良いのでは。 ただ、今の福島の話じゃないなあ、というのがとてももどかしくて、気になる。 実際、3.11直後の本らしいので、流石に情報が古いと感じる...

半分くらい読み途中段階でのメモ。 チェルノブイリの話が大半。 当時の各国の混乱はとても伝わってくるので、チェルノブイリ資料としては良いのでは。 ただ、今の福島の話じゃないなあ、というのがとてももどかしくて、気になる。 実際、3.11直後の本らしいので、流石に情報が古いと感じる。

Posted by ブクログ

2013/07/24

 チェルノブイリ事故の直後から継続的に取材を続け、「チェルノブイリ子ども基金」の代表も務めた筆者が、福島第一原発事故から二ヶ月後の時点でまとめた1冊。第二章〜第六章は、絶版となった広川の著書『チェルノブイリの真実』(講談社)の一部を抜粋、加筆したもの。当時のソ連政府当局――とくに...

 チェルノブイリ事故の直後から継続的に取材を続け、「チェルノブイリ子ども基金」の代表も務めた筆者が、福島第一原発事故から二ヶ月後の時点でまとめた1冊。第二章〜第六章は、絶版となった広川の著書『チェルノブイリの真実』(講談社)の一部を抜粋、加筆したもの。当時のソ連政府当局――とくに医療グループ――の対応が、2011年の東京の政府の言動や発想と似すぎていて、腹立たしくなる。広河の言う通り、かれらは「チェルノブイリ事故から、「都合の悪いことは隠す」ということしか学ばなかった」のだ。  チェルノブイリ事故の結果、ロシア・ウクライナ・ベラルーシで起きたことは、まず間違いなく南東北と北関東で起きるだろう。そこに住む人々全体を広く薄く被曝させようとする動きは、いままさに起きていることでもある。にもかかわらず、ここをモデルに〈観光する〉とは、いったいどういう神経をしているのか。  その場所に住まない人間であるかぎり、人間が他の場所を訪れることは、論理的にはすべて〈旅〉とならざるを得ない。しかし、〈旅〉と〈観光〉は、似ているようで根本的に違う点がある。〈観光〉は、あらかじめ決まったルートを、自分の主体性というフレームを動かさず、既存のイメージを確認し、上書きするだけだが、〈旅〉はそうではない。いまはそこに住んでいない人間であるという自覚のもと、にもかかわらず自らの身体を、そこでの出会いが自らの言動・行動・思考・発想を変化させていく契機となる可能性を開いておくこと。  消費者として、「ダーク」なイメージを享楽し、そこに〈カネを落として〉いくという発想は、金満社会のコンビニ世界で安逸に暮らしている人間の傲慢さのあらわれ以外ではない。それが「日本のポスト・モダン」(柄谷行人)の成れの果てだとすれば、あまりに寂しい。

Posted by ブクログ

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