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歳時民俗記 磐城誌料
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歳時民俗記 磐城誌料

大須賀いん軒(著者), 夏井芳徳(著者)

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歳時民俗記 磐城誌料

定価 ¥1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 地方小出版流通センター
発売年月日 2003/03/01
JAN 9784897574684

歳時民俗記 磐城誌料

¥1,045

商品レビュー

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2022/07/30

夏井芳徳著 「磐城誌料歳時民俗記」を読む を読んだが検索で出てこなかったので原典の方を登録。 明治頃の文章となると言葉使いや漢文が出てきて十分に読解することが難しいが、著者が平易な言葉で意味を解説し、現代に即して書いてくれているので理解しやすい。 ちゃんと原文の次に現代語訳を書...

夏井芳徳著 「磐城誌料歳時民俗記」を読む を読んだが検索で出てこなかったので原典の方を登録。 明治頃の文章となると言葉使いや漢文が出てきて十分に読解することが難しいが、著者が平易な言葉で意味を解説し、現代に即して書いてくれているので理解しやすい。 ちゃんと原文の次に現代語訳を書いてくれているところもわかりやすい。 習俗や行事の記述を読んでもわからないことが結構あるが、ここで一つ一つ取り上げて様子を解説されているので頭に入ってくる。 当時のひな祭りの様子、お祭りで酔っ払う人たち、馬の売買など日常を切り取った様子が想像でき、ほかの民俗資料を読む際の参考にもなりそう。 小説の題材探しにも良さそう。 自分の中で、読んだ時に少しゾッとするような想像をした一節があった。それは河童の話だ。 河童(災いを呼ぶから皆殺そうとした)の命を助けてやる代わりに、河童達が人間の生肝を狙いにくるときは夏の土用に白い藤の花を咲かせると血の誓文を書いて誓う。 数年後、夏に時期外れの白い藤の花が咲く。村人達は河童の知らせと知り、子供達を川に近づけさせないようにして、難を逃れたというもの。 これがひどく印象に残っている。

Posted by ブクログ