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恋愛美術館
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日出版社 |
発売年月日 | 2011/05/19 |
JAN | 9784255005867 |
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恋愛美術館
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美の本質は恋愛にある。なにものかを恋い求める際に激しくかきたてられる感情。モディリアーニ、ピカソ、ジェローム、ドガ、ベアトリーチェ、マネとモネ、ルノアール、ムンク、カミーユ・クローデル、モンマルトル、モンパルナス。アーティストの人生と作品の背景を語る。 貴族からブルジョア、ルネ...
美の本質は恋愛にある。なにものかを恋い求める際に激しくかきたてられる感情。モディリアーニ、ピカソ、ジェローム、ドガ、ベアトリーチェ、マネとモネ、ルノアール、ムンク、カミーユ・クローデル、モンマルトル、モンパルナス。アーティストの人生と作品の背景を語る。 貴族からブルジョア、ルネサンスから近代絵画・近代都市への移行期。貧困や悲恋、恋愛遍歴、自由放浪のボヘミアンなアーティストたち。現代とは違う論理倫理構造だからこその作品群。
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絵画、彫刻の「恋愛にまつわる物語」をまとめた一冊。 恋愛を描いた名画の物語もあれば、名画を描いた画家自身の物語も。 著者の西岡文彦さんは、版画家、多摩美術大学の教授でもあり、沢山の美術本を書かれている方。 また、『日曜美術館』、『世界一受けたい授業』、『芸術に恋して』、『誰で...
絵画、彫刻の「恋愛にまつわる物語」をまとめた一冊。 恋愛を描いた名画の物語もあれば、名画を描いた画家自身の物語も。 著者の西岡文彦さんは、版画家、多摩美術大学の教授でもあり、沢山の美術本を書かれている方。 また、『日曜美術館』、『世界一受けたい授業』、『芸術に恋して』、『誰でもピカソ』、『タモリ倶楽部』等、様々なテレビ番組も手がけているようです。 西岡さんの本を読むのは二冊目。文体としては、中野京子さんに比べると真面目な印象だけど、主観をあまり入れないので、俯瞰で美術の世界を見ることが出来る。 だからといって堅すぎもなく、バランスが絶妙です。 収録作品は、モディリアーニを最後まで献身的に支え続けた若き妻を描いた「ジャンヌ・エビュテルヌ 」、 恋多き天才画家、ピカソの「抱擁」、 自分の作りだした彫刻に恋をしてしまうギリシャ神話の名場面を描いた、ジェロームの「ピュグマリオンとガラテア」、 印象派の年長者ドガの描いた「アプサント」、 イタリアの詩聖ダンテの運命の女性との出会いを描いた、ヘンリーホリデイの「ダンテとベアトリーチェ」、 印象派の後輩夫妻を描いた、マネの「モネ夫妻」、 華やかな表現で描き続けたルノワールの「ムーランドラギャレット」、 恋愛、飲酒に苦しみ、終盤は孤独に過ごしたムンクの「吸血鬼」、 ロダンとの宿命的な恋愛で知られる彫刻家カミーユの「ヴェルチュムとポモナ」、 素朴な人柄でみんなに愛されたルソーの「詩人に霊感を与えるミューズ」、など。 この前、メトロポリタン美術館展でジェロームの「ピュグマリオンとガラテア」(写真はその時購入したポストカードです)を見てきました! ジェロームは、印象派に対抗し、アカデミックなテーマ、描き方を続け、「芸術の名に値しない」と当時は酷評されていたとのこと。 この絵は惹かれるものがある。ギリシャ神話が好きというのもあるけど。 ジェロームの他の絵も見たけど、断然この絵に吸い寄せられる。後ろ姿でこんな見入ってしまう絵は他にあまり無い気がする。 (いや、他にももっとあるかもしれない。調べてみます) 切り口も面白く、それぞれのエピソードも断片的ではなく、その時の時代背景も書かれている。 勉強になる一冊でした!
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いま、自分が興味あるので、 美術関係の本はほとんど面白く感じる。 でも、やはり、 「恋愛」でくくるのが一番面白いですね。 ゴシップ的になることなく、 それぞれの画家の個性が理解できました。 絵もちゃんと載っている点も良いと思います。
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