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原発安全革命 文春新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2011/05/20 |
| JAN | 9784166608065 |

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原発安全革命
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商品レビュー
3.4
7件のお客様レビュー
技術の進歩と原発に関する新たな視点を提供する一冊で、賛否を超えた建設的な議論を促します。著者は、原発の問題を単なる賛成・反対の二択に還元せず、技術的な解決策を探る姿勢を強調。特にトリウムを利用した研究の可能性に光を当てており、未来のエネルギー政策についての深い理解を促します。読者はこれを通じて、過去の原子力政策の背景や他の発電方式の有用性を学びつつ、日本が技術革新の面で遅れを取らないための重要性を感じることでしょう。著者の理論的なアプローチは、前向きなエネルギーの未来を描くためのインスピレーションとなります。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2011年(旧版2001年)刊。著者は元東海大学開発技術研究所教授(NPOトリウム熔融塩国際フォーラム理事長)。 まず初めに、本書が掲げる核分裂エネルギー利用の発電システムは既存の原子力発電とは大きく仕組みが異なる点、詳細に論じられる発電システム(化学プラントそのものと著者は言うが)の安全性の説明の是非を正す能力は私にはない。実際、発電プラントの説明は理解不可能な部分も多かった。 その中で、トリウム熔融塩を利用する点、液体核燃料である点、常圧に近い環境で運用される点、既存プルトニウムの減少を可能にする点。そして小規模発電を可能にする点は印象的である。 ただし、経済的合理性。すなわち、現実に稼働することなしに経済性を正しく図ることは困難である。本書のこの点の指摘は豊富とは言えない(もっともプルトニウム減少が可能ならば、多少の非経済性は目を瞑る必要があるかもしれないが)。 もとより究極は再生可能エネルギーへの転化を著者も希望しているようである。が、それが50年~100年先に主流になると見立てているのが特徴なのだろう。 是非、核物理学と発電システムに詳しい人に解説してもらいたいけれど…。 既存の電力会社の影響下にない局、Eテレ「サイエンス・ゼロ」辺りで取り上げないかなぁ。
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原発を賛成か反対かなどと二択思考で不毛な議論をしている人たちに読ませたい。技術の問題は技術で解決する。それが本当の日本の姿。トリウム研究したい!
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放射線の基礎知識は持っているつもりだったけど、この本は結構難しかった。著者は古川和男さんという方。京大理学部卒で、東北大の金属材料研究所でも働いていたことがあるらしい。ネットで調べると、2011年の12月14日に死去されたらしい(84歳)。本書は3.11のあとに加筆修正されたもの...
放射線の基礎知識は持っているつもりだったけど、この本は結構難しかった。著者は古川和男さんという方。京大理学部卒で、東北大の金属材料研究所でも働いていたことがあるらしい。ネットで調べると、2011年の12月14日に死去されたらしい(84歳)。本書は3.11のあとに加筆修正されたものだから、おそらくは東日本大震災がきっかけで起こった原発事故に対し、義憤真に駆られて本書を修正し、そしてすぐに亡くなられたということだろう。ご冥福をお祈りする。 原子力活用については、不幸な事実だが原子爆弾としての利用されたのが出発点だ。広島と長崎に原爆が落とされた1945年。太平洋戦争が終結し、世界は冷戦に入る。その中で原子力は空母や潜水艦の推進力としてさかんに活用された。特に原子力潜水艦は、一度出港すると何か月も海に潜ったまま活動ができる。実際に、原子力燃料が原潜に搭載されると、海に潜んだ隠密行動を行う潜水艦の推進力としては最適だということだ。 さて、著者の古川さんは3.11の東日本大震災、それに伴う福島第一原発の事故を受けて、政府と東電の対応を大いに非難している。福島第一原発は事故を起こして当然のような原発であり、事故は起こるべくして起こったのだという。でも、安全な原発などあるのだろうか。YES。それが液体原子力燃料を使用するトリウム原発だという。トリウム原発は次の3点が画期的らしい。 1.固体核燃料ではなく液体核燃料を用いる 2.核燃料としてウランではなくトリウムを用いる 3.原発自体を小型化する。 トリウムを用いると、強力な放射性物質であるプルトニウムが生成しないという。放射性廃棄物の処理方法も確立していないウラン235を原料とする現在の方法は明らかに不備であって、トリウムが最適だというのだ。なるほど、その点は納得できるような気がする 液体燃料を用いるとなぜいいのかが、ボクにはいまひとつピンとこなかったが、液体燃料だと冷却方式に熱交換器を使用できるため、安全性が高まるということだろうか。 トリウム原発なんて聞いたことないし、どのくらいメリットがありそうなのかボクには判断できないが、原発は色々な利権が絡んでそうだし、もしかしたらこれからのエネルギー事情を書き換えるくらいの技術なのかもしれない。世の中には、コツコツと研究されている方がいるんだなと、改めておもった。
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