
- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 文庫
- 1224-14-00
民族という虚構 ちくま学芸文庫

定価 ¥1,430
1,155円 定価より275円(19%)おトク
獲得ポイント10P
在庫わずか ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
3/6(木)~3/11(火)

商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2011/05/12 |
JAN | 9784480093554 |


店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
3/6(木)~3/11(火)
- 書籍
- 文庫
民族という虚構
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
民族という虚構
¥1,155
在庫わずか
ご注文はお早めに
商品レビュー
4.4
7件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
個人ー集合を連続させるものとして、人間という生きものの思考や認識の仕方そのものなどから、「虚構」といういわばシステムを洗い出し、ひとつずつ紐解いてゆく論著に感じた。人間存在の目は生まれつき脳によって「事実と異なってもその前後と連続する記憶」と事実をすり替えやすい構造を待ち、さらには育った集合によって、どうしてもバイアスがかかってゆく。しかしその錯視こそ、集合体をそれたらしめるものであるとのこと。個人的には、「前世代の戦争責任を後の世代が負う責任はあるのか」の章がとても興味深かった。共同体に属することによって利を得ている以上、その共同体の連続に(良しにしろ悪しきにしろ)寄与してきた過去の責任は構成員に受け継がれるだろう、というのが私の読んだ所感で、これはわかりやすかった。 ただ、その「虚構」によって構成される集合体そのものが、お互いに補完しあってまとまる様子から、霊的なものを「役割」に還元してある意味排除してしまうのは、ごく個人的な感想ではあるが、わかりやすくてももやもやが残る。
Posted by
2022.3.25市立図書館 ウクライナをめぐる問題に世界が揺れる今あらためて読むべきかと思って借りた。 人種や民族といった概念は恣意的なラベルでしかないこと、古今東西の実例をあげて説明される差別や迫害の生まれる理由はひじょうに腑に落ちる。 ロシアによる暴力的な侵攻はまったく許し...
2022.3.25市立図書館 ウクライナをめぐる問題に世界が揺れる今あらためて読むべきかと思って借りた。 人種や民族といった概念は恣意的なラベルでしかないこと、古今東西の実例をあげて説明される差別や迫害の生まれる理由はひじょうに腑に落ちる。 ロシアによる暴力的な侵攻はまったく許しがたいものである一方で、「民族(国家)」に価値を置きすぎることにも違和感というか危うさを感じずにはいられない理由がここにあると思った。
Posted by
筆者の本を読むのは10年ぶり,自分の美意識と完全に嵌るまごうことなく最高の本だと思う(というか10年前に筆者に影響されて今の感覚がある気さえする)が,だからこそこれをそろそろ切り崩す必要があると感じる
Posted by