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民族という虚構 ちくま学芸文庫
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民族という虚構 ちくま学芸文庫

小坂井敏晶【著】

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民族という虚構 ちくま学芸文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2011/05/12
JAN 9784480093554

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商品レビュー

4.4

7件のお客様レビュー

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2022/12/31
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※このレビューにはネタバレを含みます

個人ー集合を連続させるものとして、人間という生きものの思考や認識の仕方そのものなどから、「虚構」といういわばシステムを洗い出し、ひとつずつ紐解いてゆく論著に感じた。人間存在の目は生まれつき脳によって「事実と異なってもその前後と連続する記憶」と事実をすり替えやすい構造を待ち、さらには育った集合によって、どうしてもバイアスがかかってゆく。しかしその錯視こそ、集合体をそれたらしめるものであるとのこと。個人的には、「前世代の戦争責任を後の世代が負う責任はあるのか」の章がとても興味深かった。共同体に属することによって利を得ている以上、その共同体の連続に(良しにしろ悪しきにしろ)寄与してきた過去の責任は構成員に受け継がれるだろう、というのが私の読んだ所感で、これはわかりやすかった。 ただ、その「虚構」によって構成される集合体そのものが、お互いに補完しあってまとまる様子から、霊的なものを「役割」に還元してある意味排除してしまうのは、ごく個人的な感想ではあるが、わかりやすくてももやもやが残る。

Posted by ブクログ

2022/03/25

2022.3.25市立図書館 ウクライナをめぐる問題に世界が揺れる今あらためて読むべきかと思って借りた。 人種や民族といった概念は恣意的なラベルでしかないこと、古今東西の実例をあげて説明される差別や迫害の生まれる理由はひじょうに腑に落ちる。 ロシアによる暴力的な侵攻はまったく許し...

2022.3.25市立図書館 ウクライナをめぐる問題に世界が揺れる今あらためて読むべきかと思って借りた。 人種や民族といった概念は恣意的なラベルでしかないこと、古今東西の実例をあげて説明される差別や迫害の生まれる理由はひじょうに腑に落ちる。 ロシアによる暴力的な侵攻はまったく許しがたいものである一方で、「民族(国家)」に価値を置きすぎることにも違和感というか危うさを感じずにはいられない理由がここにあると思った。

Posted by ブクログ

2021/08/30

筆者の本を読むのは10年ぶり,自分の美意識と完全に嵌るまごうことなく最高の本だと思う(というか10年前に筆者に影響されて今の感覚がある気さえする)が,だからこそこれをそろそろ切り崩す必要があると感じる

Posted by ブクログ

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