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この女
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2011/05/11 |
JAN | 9784480804310 |
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この女
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商品レビュー
3.8
142件のお客様レビュー
今でも日本のどこかでこういう環境があるかもしれないと思うと、、知らない世界を知れた感じ。 登場人物のほとんどが生まれた境遇によってたくさん辛いことを経験してきての今がある。主人公同様、広い世界を知ることで自分がちっぽけであることを知ることができた。
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森絵都さんがまた違った世界を見せてくれた作品。読み終えてから、また冒頭の手紙の部分を読み直しました。小説の題「この女」は、「この男」にしたいところと教授が書いていましたが、私もそう思いました。甲坂礼司、二谷結子、神戸大学の文学部の学生、藤谷大輔、釜の松山(松ちゃん)、舞台は、大阪...
森絵都さんがまた違った世界を見せてくれた作品。読み終えてから、また冒頭の手紙の部分を読み直しました。小説の題「この女」は、「この男」にしたいところと教授が書いていましたが、私もそう思いました。甲坂礼司、二谷結子、神戸大学の文学部の学生、藤谷大輔、釜の松山(松ちゃん)、舞台は、大阪、釜ヶ崎地区。大阪は、詳しくないけど、釜ヶ崎がどんな感じなのかは、なんとなく、ぼんやりと知っている。釜ヶ崎のラスベガス構想、教団に傾倒し、出家を決意する大輔。礼司と結子は、釜ヶ崎から東京へ旅立とうと決めたが。運命って誰にもわからないものなんだなぁーと。色々な事が絡まり合って、すんなり上手くいく事も、いかない事も。そして震災に襲われる街。 みんながそれぞれもがいたり、悩んだり。ハンデのある礼司、震災の前の日、結子と食べたオムライス、2人のテーブルが幸せの光に満ち溢れていた事で救われた気がします。
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同い年で大好きな森絵都さん。 こんな作風もできるのか! 引き出し、どうなっとるんだ? 小説の舞台は釜ヶ崎。 東京出身の森絵都さん。このバリバリの関西弁はどうやって?? 最後の文献一覧みたら、湯浅誠さんの著書もあり。 いろいろ勉強されて書かれたんだなーと。 上から目線ですみま...
同い年で大好きな森絵都さん。 こんな作風もできるのか! 引き出し、どうなっとるんだ? 小説の舞台は釜ヶ崎。 東京出身の森絵都さん。このバリバリの関西弁はどうやって?? 最後の文献一覧みたら、湯浅誠さんの著書もあり。 いろいろ勉強されて書かれたんだなーと。 上から目線ですみません。 おそらく、森絵都さんは都会生まれ育ちの お嬢様であろうに、言い回しも考えも芯の強さも、本当にイキイキと 良い意味で無骨な荒削り感を出しつつ、 読み手を小説の世界へ、ぽーんと誘う。 これぞ、真骨頂。 読む側は とても気持ちよーく、小説の世界に放り投げられ、気持ちよーく泳ぎ、最後にはあったかい気持ちが残る。 最高じゃん!! なんかね、みんなと一緒に小説の中で自分も生きてる気がした。なんなんだろうね、この感覚は。
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