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茶色の服の男 ハヤカワ文庫クリスティー文庫
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茶色の服の男 ハヤカワ文庫クリスティー文庫

アガサクリスティー【著】, 深町眞理子【訳】

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茶色の服の男 ハヤカワ文庫クリスティー文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2011/05/11
JAN 9784151310720

茶色の服の男

¥385

商品レビュー

3.4

18件のお客様レビュー

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2024/04/22

アガサ・クリスティーといえば、ポアロやミス・マープルなどの探偵が活躍するイメージを持っていたが、この作品は彼らがまだ有名でない時期に執筆されたと知ってた。クリスティーの初期の作品であり、ミステリーではあるものの、主人公アンの冒険譚。

Posted by ブクログ

2024/04/14

 クリスティの冒険ミステリー。主人公アンの冒険譚。当時の女性の生き方や考え方、社会的な通念をベースにしながら、主人公アンが生き生きと躍動する作品。イギリスから南アフリカへの船旅や謎の殺人事件の真相を巡る旅。 クリスティの初期に当たる作品の様だが、沢山の作品を読んだ後でも遜色無く...

 クリスティの冒険ミステリー。主人公アンの冒険譚。当時の女性の生き方や考え方、社会的な通念をベースにしながら、主人公アンが生き生きと躍動する作品。イギリスから南アフリカへの船旅や謎の殺人事件の真相を巡る旅。 クリスティの初期に当たる作品の様だが、沢山の作品を読んだ後でも遜色無く楽しめる作品で、正しく「冒険活劇」に相応しい作品だ。  主人公がとても魅力的で、感情移入しやすく、スリリングなアンの行動を楽しむ事が出来る。物語は主人公であるアンの目線と、登場人物であるユースタス・ペドラーの手記という形で進行される。アンが発表する冒険譚にペドラーが手記を提供した形になる。各々、全く別の目線から今回の冒険を捉えている為、物語は一本道なのだが違った見方を楽しむ事ができる。  登場人物が秀一なのはいつもの事ではあるが、ミステリーの側面から見れば怪しい人たちばかり。悪の組織の親玉である「大佐」とは何者か。が話の肝になるのだが、誰もが「大佐」に見えてしまい、読者としてはアンの行動にヒヤヒヤさせられた次第だ。  アンと船旅中に出会った、魅力的なミス・ペディグルーや彼女の知り合いである諜報部員のレース。殺人事件が起きたミル・ハウスの所有者であるペドラーと彼の秘書であるバジェット。その他にも癖のある登場人物達が生き生きと物語で躍動している。  そもそもの物語は何の変哲もないアンの人生が父親の死により一変する。冒険を求めるアンであるが、プラットフォームにて男性の死を目撃し、ついでミル・ハウスでの奇妙な殺人事件に関わりがある犯人と目される「茶色の服の男」を探す旅がスタートする。被害者が持っていた一枚のメモから真相の追求が始まり、キルモーデン船での旅と登場人物達との会合が訪れる。  舞台はイギリス→船上→南アフリカと進行して行き真相では衝撃的な結末が待っている。  最後までだれること無く走り切っている冒険活劇でとても面白い作品だ。レースの人生に共感してしまい、彼が後々幸せであった事を願うばかりだ。

Posted by ブクログ

2024/01/16

若い女性が主人公の冒険活劇という点で新鮮味あり。もちろんミステリー要素もしっかり入っている。 話自体は文句なく面白いのだけれど、なぜか読み切るのに時間がかかった。クリスティー作品はいつもページをめくる手が止まらないくらいなのに。 読んでいる間は粗削り感も拙さも感じなかったけど、解...

若い女性が主人公の冒険活劇という点で新鮮味あり。もちろんミステリー要素もしっかり入っている。 話自体は文句なく面白いのだけれど、なぜか読み切るのに時間がかかった。クリスティー作品はいつもページをめくる手が止まらないくらいなのに。 読んでいる間は粗削り感も拙さも感じなかったけど、解説に、本作はクリスティーの中では超初期の作品だと書いてあった。もしかするとそれが理由のひとつかも? いつもクリスティー作品は星4以上をつけるけれど、なかなか読み進まなかった点で今回は星3つ。

Posted by ブクログ

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