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大倉てる子探偵小説選 論創ミステリ叢書49
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 論創社 |
発売年月日 | 2011/04/28 |
JAN | 9784846010638 |
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大倉てる子探偵小説選
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商品レビュー
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2件のお客様レビュー
大正から昭和にかけて活躍した女流作家の探偵小説集。 伯爵令嬢とか大使夫人とか女性はみんな美人だし、自殺ばかりだし警察無能だけど、この時代のおとぎ話的とでも言おうか、こんな感じの探偵小説私は好きです。
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この本が出るまで知らなかったが、戦前の大物女性作家。 明治19年生まれで、探偵小説処女作「妖影」が昭和9年の作。 S夫人シリーズをはじめ女性私立探偵が主人公の話が多く、外交官夫人としての経験を生かしたのかスパイものが目立つが、そんな設定でも恋愛がらみの情念が前面に押し出されていた...
この本が出るまで知らなかったが、戦前の大物女性作家。 明治19年生まれで、探偵小説処女作「妖影」が昭和9年の作。 S夫人シリーズをはじめ女性私立探偵が主人公の話が多く、外交官夫人としての経験を生かしたのかスパイものが目立つが、そんな設定でも恋愛がらみの情念が前面に押し出されていたりして文学ぽい。宮野村子は女の情念が凄まじい印象があったが、こちらは恋に狂った男は怖いという話が多かったような。 そんな変装ムリだろ、というような突っ込みどころもあるものの、戦前探偵小説のエッセンスに溢れており、大変楽しく読めた。
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