神の子 花川戸町自身番日記 1 二見時代小説文庫

辻堂魁【著】

• 販売会社／発売会社: 二見書房
• 発売年月日: 2011/04/25
• JAN: 9784576110578

商品レビュー

2023/07/26

人って、そんなに上手くいく話ばかりでもない。我慢とか寂しさとかあるから優しくなれる。そんな気持ちになりました。みんながしあわせになってほしい

2018/09/29

花川戸町の表通りと人情小道の辻の自身番の書き役になった可一が、主人公である。
紅屋の入倉屋の次男坊。
本好きの為に、物書きになりたいが為のアルバイト的なつもりが、3年にもなるのだが、、、、

話は、3話からなるが、内容的には、続いている。
しかし、どれも、捕物でも無く、恋あり、笑いありの話でなく、なんだか、どれも、尻切れトンボのような話で、その後は、どうなる・・・？と、思ってしまった。

2015/09/21

L 花川戸町自身番日記1

捕物がらみでは全くなく、町内の個々の抱える憂い話。主役は自身番の書役の可一だけれど、話は可一の関係ないところで進むし、とくに可一の書役に記される話ではないので自身番日記というタイトルには反故があるような。
裏表紙には、恋あり笑いあり人情の哀愁あり、と書かれているけれど全体的に悲しい話ばかり。
もうちょっと爽快感がないと重すぎて読むのが辛くなりそう。