1,800円以上の注文で送料無料

北方領土交渉秘録 失われた五度の機会 新潮文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

北方領土交渉秘録 失われた五度の機会 新潮文庫

東郷和彦【著】

追加する に追加する

北方領土交渉秘録 失われた五度の機会 新潮文庫

定価 ¥775

¥220 定価より555円(71%)おトク

獲得ポイント2P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

6/20(木)~6/25(火)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2011/04/25
JAN 9784101348810

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

6/20(木)~6/25(火)

北方領土交渉秘録

¥220

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

3.7

9件のお客様レビュー

レビューを投稿

2022/02/09

#874「北方領土 交渉秘録」  北方領土の日に読む。著者の東郷和彦氏と言へば、鈴木宗男事件をきつかけに外務省を追はれた人、とのイメエヂが強かつたのですが、本書を読むとかなり印象が変りました。  北方領土問題を打開する機会の窓は、少なくとも五度は開いてゐたとの主張。鈴木宗男氏や佐...

#874「北方領土 交渉秘録」  北方領土の日に読む。著者の東郷和彦氏と言へば、鈴木宗男事件をきつかけに外務省を追はれた人、とのイメエヂが強かつたのですが、本書を読むとかなり印象が変りました。  北方領土問題を打開する機会の窓は、少なくとも五度は開いてゐたとの主張。鈴木宗男氏や佐藤優氏の著書と併せて読みますと、これらの事情が立体的に理解できるのでした。その佐藤氏が解説を書いてゐますが、ロシヤの諜報のプロが阻害する謀略に、日本側が乗せられたといふのが真相だと述べてゐました。その辺をもう少し詳しく知りたい喃。

Posted by ブクログ

2019/06/17

鈴木宗男事件から発展した外務省の不祥事に関連して、退官を 余儀なくされた元外交官の筆になるソ連・ロシアとの北方領土 返還交渉の近代史。 なのだけれど、やっぱり冒頭は自身が関与したと言われる外務省 不祥事の記述からになっている。 これを冒頭に持って来たのは「事件とも言...

鈴木宗男事件から発展した外務省の不祥事に関連して、退官を 余儀なくされた元外交官の筆になるソ連・ロシアとの北方領土 返還交渉の近代史。 なのだけれど、やっぱり冒頭は自身が関与したと言われる外務省 不祥事の記述からになっている。 これを冒頭に持って来たのは「事件とも言えない宗男先生の事件 に関連して、佐藤優氏等、外務省のロシア・スクールを排除した のが交渉が進展しない原因」とほのめかしたいからか?と感じた のは私の深読みのし過ぎか。 著者自身がソ連・ロシアとの交渉に深く関わっていたので、秘録と 言うよりも「あの時、こんなことがあった」との回想録と言った方 がいいかも。 日本でも「もしかして、返してくれるんじゃないか」との期待が 高まったのは酔いどれ・エリツィン大統領の時だが、あの頃の エリツィン大統領って健康不安や縁故政治への批判もあったので、 一国のトップとしての寿命は尽きかけていいたんじゃないのか? 外務省としてはその辺りの情報をどれくらい掴んでいたのか、本書 からは不明である。ソ連の8月クーデターの時には著者曰く「情報は 掴んでいた」とは言うものの、十分に活用出来てはいないんだよな。 だから、今現在、プーチン閣下のロシアに振り回されているのでは ないだろうかと思うのだ。「まずは経済協力をしよう」と言われる ままに金だけ持って行かれてないか? だって、ロシア軍は択捉島と国後島で最新鋭のミサイル発射演習ま でしているのだから。これ、返す気なんてさらさらないって証しだ。 まぁ、日本に米軍基地がある限り、返したくないのだろうけどな。 本書では橋龍こと橋本龍太郎とサメの脳みそ・森喜朗は役に立った が、小泉純一郎は引っ掻き回しただけとの印象を受ける。それを更に 交代させたのが当時の民主党政権って感じか。 前原誠司が外務大臣だった時、ロシアのラブロフ外相に相手にされて いなかったものなぁ。余談だが、ラブロ不外相の声は渋くて素敵なの であ~る。 著者が築いたロシア側とのパイプ、外交の裏舞台などの描写もあって 文章も上手く読ませる構成になっており、日露外交史の一面としては 参考になる。 だが、「真剣に」「必死に」との表現がかなりの頻度で出てくるので 「外交はそういうもんだろう。特に北方領土返還交渉なんて真剣に 必死にやるのは当たり前だろう」と突っ込みたくなった。 尚、つい最近、酔っぱらった上で戦争によって北方領土を取り返すこと について言及した頭のイカレタ国会議員がいたが、こういう輩が民間の 交流を台無しにするんだよな。

Posted by ブクログ

2017/01/03

スリリングな本である。佐藤氏の解説も分かりやすく良い。 特に最後の終章で語られる、著者の外交にかける熱い想いに心を打たれた。私も、真剣に北方領土問題を考えたことはないが、メディアの思考停止、あるいは、大局観の無い報道姿勢には疑問を感じることが多かった。解決の為には、本当に、一人...

スリリングな本である。佐藤氏の解説も分かりやすく良い。 特に最後の終章で語られる、著者の外交にかける熱い想いに心を打たれた。私も、真剣に北方領土問題を考えたことはないが、メディアの思考停止、あるいは、大局観の無い報道姿勢には疑問を感じることが多かった。解決の為には、本当に、一人一人が真剣に、この問題について考える事の大切さを痛感した。 一部の強烈なナショナリストの主張する様な、四島一括返還は恐らくあり得ないだろうし、柔軟で確実な歩みを進める方策を考えなくてはいけない。その為にも、何も分からない外務大臣に引っ掻き回されるのは避けなければならない。特任大臣でも任命して、確り腰を据えた交渉を進めることはできないのだろうか。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品