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ご先祖様はどちら様
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2011/04/22 |
JAN | 9784104738038 |
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ご先祖様はどちら様
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商品レビュー
3.5
21件のお客様レビュー
最後の縄文人と言われたことから縄文人とは?自分とは?と家系を辿っていく話。 他人との会話から筆者が戸惑ってる様子だったり、心の中でツッコミを入れていたりが、意図的なウケ狙いなのか、それとも、すっとぼけた性格ゆえなのか?コントを見ているような錯覚になる。 家系を遡っていく過程で...
最後の縄文人と言われたことから縄文人とは?自分とは?と家系を辿っていく話。 他人との会話から筆者が戸惑ってる様子だったり、心の中でツッコミを入れていたりが、意図的なウケ狙いなのか、それとも、すっとぼけた性格ゆえなのか?コントを見ているような錯覚になる。 家系を遡っていく過程で、もしかしたら武士の家系か?平氏?源氏?ひいては天皇につながるのか?など、調べるごとに、妄想をして、がっかりして・・など、誰しも、ちょっと思ってしまうようなことが共感できた。 天皇陵にまで行くとは・・筆者がいうように、やる時はやる家系なのだろう。 出会う人の家系に対する考えの違いや、苗字、家紋の由来がちゃんとしていそうで、そうでもないところが興味深かった。 結局、元を辿れば人類皆兄弟ってことのように感じた。
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とても不思議な本。著者が自分のご先祖さま、つまり家系を手繰っていく話から始まるのだが、そのうち、著者の「髙橋」姓が多いから、という話から、珍しい苗字の人たちを訪ね歩く「道草」に入り込んだり、最終章近くでは「ご先祖さま」をとても広くとらえて天皇陵を詣でる話にまで発展したり。 読んでいるうちに、ふと「自分の家系は、苗字は、どんな風につながってきて今の自分に至っているんだろう」という気になる。 思えば、自分も祖父母の代ぐらいまでしか「ご先祖さま」のことは知らない。要は、実際に自分で会ったことのある人しか、実感として「ご先祖さま」と捉えていない。 ただ、当たり前だが人は木の股から生まれてきたわけではないのだから、自分の祖父母にもおじいちゃんおばあちゃんがいて、そのおじいちゃんおばあちゃんにも祖父母がいて、、、と続いてきたはず。 どこの誰につながるか分からないが、せめてまだ両親が元気なうちに、祖父母のお父さんお母さん、そしてできればおじいちゃんおばあちゃんぐらいまでは、口承で手繰っておきたいな、という気にさせられた。
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ごくごく個人的なものをこんなに大きな捉え方をして軽快に語る、すごく面白いバランスの本。時に登場する奥様の存在が不思議なキーとなる。
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