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「律」に学ぶ生き方の智慧 新潮選書
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「律」に学ぶ生き方の智慧 新潮選書

佐々木閑【著】

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「律」に学ぶ生き方の智慧 新潮選書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2011/04/22
JAN 9784106036750

「律」に学ぶ生き方の智慧

¥825

商品レビュー

3.7

4件のお客様レビュー

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2024/09/16

第一章 律とはなにか 「修行する」宗教/「三宝」とは/サンガと律/なぜ「集団」なのか/大乗仏教と日本仏教/上座仏教は「釈迦の仏教」か 第二章 「出家」という発想 出家とはなにか/好きなことだけやって暮らす/一般社会における「出家」/「食べていけない」リスク/「托鉢」という生活方法...

第一章 律とはなにか 「修行する」宗教/「三宝」とは/サンガと律/なぜ「集団」なのか/大乗仏教と日本仏教/上座仏教は「釈迦の仏教」か 第二章 「出家」という発想 出家とはなにか/好きなことだけやって暮らす/一般社会における「出家」/「食べていけない」リスク/「托鉢」という生活方法/組織存続の鍵 第三章 律が禁じた四つの大罪 律の構造/波羅夷という大罪/性行為はなぜ禁止なのか/もう一つの理由/経分別の解説/窃盗罪について/殺人/「悟り」を偽ること/俗世間との関係性/けん度について 第四章 オウム真理教はなぜ壊れたか オウムと仏教の共通性/オウムの黎明期/ヨガ教室から宗教法人へ/特殊な出家制度/「殺人教団」への変貌/「真理党」の選挙惨敗/そして地下鉄サリン事件へ/人を不幸にする出家 第五章 生き甲斐の見つけ方 仏教との出会い/在家と出家/出家の手続き/師弟関係/出入り自由/財産と家族/オウムとの比較/「還俗の自由」の重要性/師の権力の制限/目的と運営/法臘による上下関係/組織の寿命/生活の基本となる四項目/「生き甲斐のための組織」のチェックポイント 第六章 出家的に生きるということ 出家としての科学/科学と科学技術/参入ハードルの違い/出家者の姿勢/生活共同体と情報共有体/科学界の「波羅夷罪」はなにか/科学における布教/出家としての政治/布施と見返り/出家的に生きる

Posted by ブクログ

2024/01/15

仏教の経(教え)ではなく律(教団の法律)に焦点を当て、組織運営の秘訣を探る。わかりやすいエピソードが多い。頻繁にオウム真理教を引き合いに出して仏教の運営の素晴らしさを説いている。最後の方の科学者は出家だという論にはわかるところもあるが首を傾げる。

Posted by ブクログ

2020/10/16

釈迦が考えた「生き甲斐」を手に入れる究極の方法。 日本仏教から失われた「律」には、幸せに生きるヒントがたくさんあります。 「律」に秘められた釈迦の哲学を解説します。 本当に分かりやすいです。 NECO塾はサンガだったのだと、気づきました。 では、私たちが一番頼りにできる生き甲斐...

釈迦が考えた「生き甲斐」を手に入れる究極の方法。 日本仏教から失われた「律」には、幸せに生きるヒントがたくさんあります。 「律」に秘められた釈迦の哲学を解説します。 本当に分かりやすいです。 NECO塾はサンガだったのだと、気づきました。 では、私たちが一番頼りにできる生き甲斐とはなにか。最大限に広い言い方で答えよう。それは「一生涯続けることのできる、自分の好きなこと」である。外界から無理強いされていやいやするのではない、自分がやりたくてやりたくて仕方がないことを好きなだけやる、そういう毎日が死まで続くなら、人は「生きてきてよかった」としみじみ思う。さらに言うなら、そうしてあり続けていることの成果が蓄積していって、はっきりとした姿で現れてくるなら、喜びは倍増する。もっと言うと、その成果が、自分が死んだあとも残る恒久的なものだと、なおさら満足感は深くなる。「今自分がやっていることの意味は、死んだ後もずっと残る」という思いは、人に強い安心感を与えてくれる。「もの」や「肩書き」を生き甲斐にすることもできるが、それよりも「一生涯続けることのできる、自分の好きなこと」の力が生き甲斐としての信頼度が高い。さらにそれが、「死後の世界にまで水続性を持つもの」なら、なおさら好ましい。 ー 11ページ

Posted by ブクログ

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