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山の神 易・五行と日本の原始蛇信仰
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 人文書院 |
発売年月日 | 1989/08/01 |
JAN | 9784409540244 |
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山の神 易・五行と日本の原始蛇信仰
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古代の英雄ヤマトタケルノミコトは、山の神によって死に至らしめられた。その場面における山の神の姿は、日本書紀では蛇、古事記では猪である。よって、山の神の神格を持つのは蛇と猪の二者。そして山に棲む数多くの獣のなかで、ひとり猪のみが神とされた理由は、易・五行のなかにみるしかない。…とい...
古代の英雄ヤマトタケルノミコトは、山の神によって死に至らしめられた。その場面における山の神の姿は、日本書紀では蛇、古事記では猪である。よって、山の神の神格を持つのは蛇と猪の二者。そして山に棲む数多くの獣のなかで、ひとり猪のみが神とされた理由は、易・五行のなかにみるしかない。…というあたり、どうにも納得いかない。記紀の記述からは、「蛇と猪は山の神とされていた」ことがわかるだけなのに、「蛇と猪のみが山の神とされていた」ことを前提に話を進めているからだ。まずここを立証してくれないと、その後の文章(全体の三分の一くらい)ぜんぶ無駄である。 他にもつっこみどころは散見される。そもそも、民間レベルでこんな理屈っぽい信仰を持つか、大いに疑問。しかしこの本に対する不信感を決定づけたのは、「人類の祖たちに語り継がれていたに違いない恐竜の記憶」という言葉であった。人類は恐竜と会ってないよ。
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