![子ねずみラルフのぼうけん あかね世界の児童文学](https://content.bookoff.co.jp/images/goods/item_ll.gif)
- 中古
- 書籍
- 児童書
- 1205-02-10
子ねずみラルフのぼうけん あかね世界の児童文学
![子ねずみラルフのぼうけん あかね世界の児童文学](https://content.bookoff.co.jp/images/goods/item_ll.gif)
定価 ¥1,078
330円 定価より748円(69%)おトク
獲得ポイント3P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-750-120.png)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | あかね書房 |
発売年月日 | 1982/04/01 |
JAN | 9784251062086 |
- 書籍
- 児童書
子ねずみラルフのぼうけん
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
子ねずみラルフのぼうけん
¥330
在庫なし
商品レビュー
0
1件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
基本図書なので、読んだ。 古い “山が見えるホテル” の二一五号室の壁の節穴には、子ねずみのラルフがすんでいた。 この部屋の宿泊客のキース少年は、すてきなおもちゃの赤いオートバイを持っている。 オートバイを介して、ふたりは友達になる。 「神様にちかって」おもしろい! 「ブル、ブルッ、ブルルーン。」とオートバイにエンジンがかかった瞬間、現実を飛びこえられた。 ねずみと人間の言葉の問題も、「オートバイがすきでたまらないねずみと少年が、おたがいにわかりあえないはずはないじゃありませんか。」という文章で、すんなり解決することが、物語を読む喜びだ。 はじめはまったくの子どもの口調だったキースが、ラルフ出会うことで、自分より小さなものに対してお兄さんのようになる。 オートバイを乗り回すラルフの描写は楽しくて、色々な高さや角度から、ラルフを見ているような感覚で読んだ。 色々なピンチをなんとか乗り越えるけれど、すべてうまくいくわけではないところなどは、現実的なのだ。 「ぼくは、はやく大きくなりたくていそいでるんだ。そこが、やっかいなところなのさ。子どもっぽいことはしたくない。大きなことがしてみたいんだ。りっぱなことをね。はやく、おとなになりたいんだよ。」 このせりふ以降、キースとラルフの友情が対等になったと感じた。 大きくなりたい、色々なことをしてみたい、子どもじゃないんだ、とはやる気持ちは、男の子のほうが強いのかも知れない。 キースのために救急車でアスピリンを運ぶラルフなんて、もう最高。 ここでもやはり、はらはらさせられるのだけれど、それがまた楽しかった。 ラルフやねずみ一家が、 “山が見えるホテル” でバイクを乗り回しているのを想像すると、キースと同じように、小さい読者もこれからが楽しくなるのではないだろうか。
Posted by